スクナヒコナ
」のレビュー

スクナヒコナ

南Q太

恋愛に良いも悪いも、幸せも不幸せもない。

2023年3月20日
これは最後まで読まないともったいない。色々打ちのめされるけど、総じて幸せとは何かを問いかける作品。若い頃の恋愛の万能感。でもその万能感は少し傷が付くだけでガラクタになったりする。印象的な台詞が満載で、主人公の女性がだんだんとしなやかにしたたかになっていく様子もいい。幸せは自分で選ぶもの。まして男に左右されるものなんかではないよと背中を押されてるような作品です。※タイトルは最後のテッちゃんの一言からかなぁと思いました。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!