ワルツ
」のレビュー

ワルツ

押見修造

センセーショナルで現実的

ネタバレ
2023年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 43ページ。
尾長さん、ああこういう人って居るな、という、私の苦手なタイプです。
この作者さん、他の有名作が長くて追いきれなかったので、どういう話のまとめ方をするかが知りたくて読みました。
センセーショナルな表現はありますが、美しく感じるほどの純度の高い狂気、みたいなのは見られず、また、主人公の尾長さんを描くために柏原くんの行動を合わせている印象がありました。
「こういう人って居るな」というリアリティーはあると思いますが、現実逃避としてフィクションを摂取している身にはグッと来なかったです。
そして柏原くん、恋の趣味悪すぎでしょ。
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