このレビューはネタバレを含みます▼
グルメもの好きなのでへー。ぐらいで読み始めたのですが。主人公がとにかくいい。嫌なところがなく、素朴で真面目で、でも自分を押し込めたりするわけでもなく、人のために動くことをなんの苦もなくできるような、そんな子でした。こんな人が友達にいてくれたら凄く幸せだろうなって素直に思います。強いていうなら、カーテンの趣味は若干ダサいです。長野県、正直リンゴの産地。ぐらいの認識しかなかったのですが。1日一個のリンゴは医者いらずと言われるぐらい健康にも良いものをシャクシャク食べてて。瑞々しくて甘い香りがいつもほんのり香るような、そんないい土地で暮らしてるから、優しい人が多いのかもなぁ…なんて、すごく素敵な県に思えました。グルメものとしても好きです!カレーに始まり、あの城のミートボールパスタや、焼き鳥、クレープ、ホルモンやケーキがその他色々が一巻で出てきます。でも1巻より2巻、2巻より3巻と、どんどん面白くなってきます。嫌なキャラはいないし、残念な気持ちになる話はほっとんどでません。楽しい新キャラもチミチミ出てくるし、食べ物ももちろんたくさん出てきますよ。読むだけでも楽しいし、美味しそうだし、同じのを作りたくもなります。たまーーーーーに。4巻に1話ぐらい、ううっ!てなる話もありましたが、主人公がめげないから大丈夫です。主人公みたいに、素朴でちょっとだけ垢抜けなくて、だけどそこがまた魅力の素敵な作品でした。(でもハンバーガー半分こだけは嫌。自分のミスで落として、実家暮らしならもう一個買いなさい。主人公の優しさに甘えるな!て心の狭い見方をした話もあります。すみません。)(あとキャラは全然嫌いじゃないけど実家に住んでる妹ちゃんが、彼氏をたっきゅんって、社会人になってもずっと呼んでるんです。割と真面目なシーンでも呼ぶのがめちゃくちゃ気になる。せめてたっくんではダメだったのか…。でも元気な頑張り屋さんだから好きです。)