闘族たちの千一夜
」のレビュー

闘族たちの千一夜

穂実あゆこ

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ネタバレ
2023年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻 「闘族たちの千一夜 <第一夜 クラスメイト>」夜の教室の天月、妖月、その他のメンバーと一緒に、ヒロイン・七生が化け物と対峙します。 なかなかホラーで面白いです。 * 「約束の森」安倍晴明を題材にしたお話は多いですが、ラストや彼の心情がちょっとわかりづらかったです。 * 2巻 <第二夜 ただひとこと> 式神の宮毘羅が女生徒2人の因縁を紐解くお話で、良かったです。 * <第三夜 ぼくらのローレライ> 合唱祭の練習中に起こる怪異現象の犯人は、夜の生徒。 ある登場人物の行いが意外でした。 * 3巻 <第四夜 卒業前夜> 夜の生徒も卒業を向かえるが、合わせて鬼の気配が一番強くもなる。 それを抑える天月と妖月。 ラストは物悲しかったです。 * 「朱藤花」 血だらけで保護された少年と、彼の担当医・涼子先生のホラーです。 救いがみえないラストが悲しかったです。 * 「お嬢さま疾風怒涛」 行く先々で災難に合う、転校生・小田巻まどかと、彼女を助ける3人とのコメディサスペンス。 ラブ要素も少しあり、楽しかったです。
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