色悪作家と校正者の不貞
」のレビュー

色悪作家と校正者の不貞

菅野彰/麻々原絵里依

シリーズ① 正祐の純情

2023年3月27日
シリーズ5作目、失恋まで読みました。初作家様で文章のクセというか、接続詞とか文の順番が独特で戸惑いましたが面白いです。冒頭、正祐が誰の死を悼んでいるのかと思ったら笑。気持ちはわかるけども。ドラマ仕立ての文芸談義バラエティを見ているような、クスリと笑える会話劇と美味しそうなお酒と肴に(飲めないけど)本が出版される裏側を知れるのも楽しい。ただ大吾の強引さから始まったことは私は好きじゃなく残念に感じてます。この事により大吾の次作があるから否定することは難しいですけど。
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