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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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傷ついたままの私じゃない2025年3月9日先の方が素晴らしいレビューをされているので何も言えない。女の子の、心と体に受けた傷。何でもないことのように抱えて生きていく、大人の女性として生きていく。「アイム・ノット・ヒア」最後のお話はそのままの意味でもあったけれど全編とおして、いつまでも傷ついた場所にはいない、と言っているようです。では、女の子たちはどこにいるのか。どうか望んだ場所へたどり着けますように。タイトルが秀逸だと思いました。
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男と女、夫と妻2025年2月28日公認不倫で夫婦双方とも気持ちは満たされるのか。おとやんが婚外恋愛に浮き足だつ気持ちも、いちこちゃんの何だかざらつく気持ちも、どちらもよくわかる。夫婦として育んできて、今もあるはずのもの。それって何だろう。○ックスを介さなくてもあるはずなのか、それともレスだと失っていく何かなのか。おとやんの不倫相手である美月の家庭や、親、友人、仕事など周囲の人たち、様々なことも含めて、考えさせられ読みごたえありました。おとやんの人柄が本当に優しい。優しくて弱い。でも最後のあの優しさはパートナーだけが与えあえる優しさではないかな。そこに紙切れの関係ではない、恋愛の熱でもない温もりがある。母親への複雑な思いを言わずともわかってくれる、おとやんの思いやりに泣けました。タイトルがちょっと残念かなー。
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出戻り(元)王女と一途な騎士【初回限定SS付】【イラスト付】【電子限定描き下ろしイラスト&著者直筆コメント入り】
初恋を実らせた一途な騎士2025年1月31日読みホにあったので読んでみました。軽快な文章で読みやすいです。物語が好きで妄想が過ぎる王女アデルと無愛想で不器用な騎士ルイスの可愛らしい恋物語。ルイスへの思いを秘めて一度は他国へ嫁ぐアデルが天真爛漫でありながら気骨があって魅力的なヒロインです。王女への恋心を諦めても、立派な騎士になる約束を果たしたルイスも素敵。初恋成就のロマンチックでコミカルなお話でした。いいね
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出戻り(元)王女と一途な騎士【初回限定ペーパー付】【電子限定特典付】
妄想王女が叶えた願いは2025年1月30日原作読了済み。妄想癖のある王女アデルと一途な騎士ルイスのほのぼのラブストーリー。アデルは子どもっぽい妄想を炸裂させながらも一度は初恋を胸に秘めて他国へ嫁ぐなど、可愛いだけではなく気骨のある女性。騎士ルイスは身分違いの恋を一途に思い続けついにアデルと初恋を実らせる。チマチマした可愛らしい絵でさほど事件もないお話ですが、最初の結婚、子どものこと、最後の願い事のタネあかしなどアデルが内に秘めた思いが切ない。その気持ちを察してお互いの言葉にできない年月を思うかのようなルイスの表情も良い。コメディタッチながら素敵なロマンスでした。 -
今度のお家はシェアハウス2025年1月26日安定の日常ラブですがいつもよりスパイス効いているように思います。年下ダーリンの八木くんがちょっと腹黒で笑。シェアハウスで出会う馴れ初め、二人になってからの居心地の良さなど、ごく自然に近づく関係がすごく良い。衛生観念の一致って大事ですよね。私はこんなに丁寧に暮らしていないですけど。将来に不安を感じながらも好きなことをずっとやっていく覚悟は決まっている小糸の生き方は不器用だけど羨ましくて、応援せずにいられない。実は両片思いという定番の流れですが事件があったり、クラフト作家としての仕事やシェアハウスである古い家での暮らしぶりなど、ほどよく退屈することがなくほっこり満足しました。自然にさらさら読ませる文章がいつも何気に素晴らしいです。
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金平糖のような可愛らしさ2024年12月31日八千代ハル先生×海野幸先生という豪華タッグ。話は王道、1巻できれいにまとまっています。この作品は読みごたえより、原作者と絵師が作ったキャラの魅力かなと思います。一生懸命つたない言葉で思いを伝えるキヨの可愛さと寡黙で男らしい軍服の正嗣さま。かわいいお話でした!
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BlueMoon,Blue~between the sheets~【電子限定おまけ付き】
ここは日本じゃないかも2024年12月21日一作目を読んだので続けて再読。エッチは濃厚、内容は薄め笑。とはいえ面白くないわけではないです。読みごたえとかはないけど、イケオジと美人バーテンダー、歯の浮くセリフやこ洒落たカクテルなど全体を楽しむ作品です。もしかしたらフランスかイタリアかもしれん笑いいね
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between the sheets~ビトウィーン・ザ・シーツ~【電子限定おまけ付き】
酔うのはお酒か、色気のせいか2024年12月20日「BlueMoon,Blue」を読んでいて前作の配信待ちをしていました。あれ、前から出てた?続編から想像していたとおりのストーリーと関係性でした。お手本のようなバーの美人受けマスター高史を口説くイケオジ一瀬という展開、色気たっぷりの作画とお酒、これが見たかったの~!もう過剰なHシーンがいくらなんでも笑、なんだけど卑猥にならないので読めてしまう。ごちそうさまでした!いいね
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悪意と善良2024年12月19日不倫ものって興味ないのに無料から入って最後まで読まされてしまった。何にひかれたって和真のキャラ絵にひかれたわー。リアルな等身大のイケメンサラリーマンじゃない?作画の人物の描き分けがとにかく上手い。ストーリーは不倫の探偵ごっこからサスペンスに。某所で読んでいた時はレビューに和真がサイテー男で文ちゃんが可哀想って意見が多かったけれど、私はどっちもどっちだと思う。文ちゃん視点から和真視点で同じストーリーがなぞられ、退屈に感じる部分はあるけれど女の小賢しさと健気な思い、男のくだらなさと可愛らしさなど対比できる。話し合え、と思わせるのが作者の意図するところでしょう。他者の悪意がわかり、むきだしになった自分たちの弱さについて、今後お互い向き合うことができるのか。これは漫画化が上手かった。
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束の間BL…ではなく2024年12月17日作者買いで表紙絵買いでタイトル買い。際立って整った顔で色気もある和希がイケメンキャラでなく容姿のもちぐされでした。そして相当な男前の百瀬と並ぶと目だってしょうがないのでは、と心配になりました。刑事とヤクザ、麻 薬取引や過去の思い出をからめて程よく骨太なお話です。私的には表紙とタイトルのハードボイルドっぽさで期待が大きかったのですがそこまでではなかったなぁ、と物足りなく感じました。けれど少し離れ業ながら意外すぎないところに着地し、多少気になることはあるものの、BL的には十分楽しめました。お幸せにw
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鳥のように、羽根をふらせて2024年8月25日たぐいまれな才能を持ちながら舞台に立てなくなったバクと彼を支える恋人のミチル。バレエダンサーであるふたりの愛のお話です。バレエ漫画を描きたいわけではなくバレエダンサーを描きたいというあとがきに納得です。ライバルとの確執や厳しいレッスンでトウシューズに血が滲むということはなく(笑)誰しもが経験するような人生の困難を静謐な空気感で描いています。明日は「わからないから希望がもてるのよ」ミチルのさらりとした言葉が良い。バレエダンサーとして生きること、互いをパートナーとして思いやり尊重すること。シンプルな線で描かれる美しい身体。先のレビューの方と同じく「ホワイトナイツ」でバリシニコフを知り、ジョルジュ・ドン、ギエム、クーパーを観てバレエという芸術文化の美しさを知っています。詳しくはないけれど色んなシーンを描いた扉絵が素敵でまた観に行きたくなります。ラスト「知らなかったの、ミチル?」というバクの言葉。何度読んでも味わい深い作品です。何度も読み返していますが、本の装丁も美しいとのことなので私も本を買おうと思います。
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好きな雰囲気2024年3月28日お得な時に表紙絵買いした初めましての作家さんです。雰囲気のある作品です。ファンタジーですが風景とあいまって乾いた空気感、モノローグが少なく冷めた感じの登場人物達、線画のようなタッチが独特です。残念なのは線画が荒いこと。作者はズルズル布や岩を描けて楽しかったとのことですが、区別がつきにくい。布か砂地か岩肌か建物か…二の国、六の国という国の名自体は良いけれど、絵のラフさがあるためにさらにストーリーが分かりにくくなったのではと思う。タイトルもSFみたいかなぁ。初単行本とのことなので機会があれば以降の作品を期待して読んでみたいです。
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セクシーの大渋滞2024年3月24日素晴らしかった…義理じゃないけどまぁファンとして読んでおこうという気持ちでしたが必読書でした!読まなくても本編に影響ないとはいえ、大好きなシリーズのキャラ達がそこにいてボリュームたっぷりのページ数に感無量。シリーズ以外の短編も里先生らしく男同士の会話が軽妙。そして改めて絵が上手いわぁ!たまに絵は綺麗なのに表情や仕草に動きが感じられないマンガをみかけますが、里先生は男性の仕草や動きが自然。服のシワやシャツの袖まくり、着崩し。煙草を吸う姿が好きなのか、そんな動作が多いですけど、私は後ろ姿が特に上手いと思う。細かいけど自販機から飲み物取ってる後ろ姿がめちゃ好きでした。とにかく仕草全体が程よくセクシー。私の推しは梶さんですが、長谷川さんのフツーさも安心する。どこにいるん、こんな男性達。あ、お互い様か笑。
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君の公式は僕にしか解けない2024年3月24日関西弁や~鴨川や~って嬉しくなりました。地味だけどじんわり良い。白石くんの弱気だけど生真面目な人柄も良いね。誰かを気づかい言いたいことを飲み込み空気を読むクセがあるんだろうと察せられる。そんな彼にはグイグイくるキャラを合わせるのがありがちかと思うけど、黒崎さんは寡黙なうえ言うことは端的で言葉足りないタイプ。高度な学問の学舎で結んだ関係は何という公式で解にたどりつくのか。解けない難問ホッジ君ではなく、相手を知り自分を知れば導きだせるはず。じっくり解いていってくれ。それにしても小春ちゃんカッコええなぁ!
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愛と冒険のランスロット編2024年3月20日アナザーストーリーとは面白い試みです。複雑なファンタジー、しかも細部にわたって破綻なく作り込むのはかなりエネルギーがいるはず。夜光花先生は物語をつくるのが本当に好きなんだろうなぁ。「少年は神の花嫁になる」で私はアーサー推しでしたがランスロットも甲乙つけがたい好きなキャラ!カッコいいランスロットが見たい!報われてほしい!と思っていましたが、ちょーっとそこは違ったなぁ笑。寡黙で誠実、騎士道まっしぐらなイメージでしたが、樹里に対してはあんまり男らしくないような…いや報われて良かったけれども!本編とはまた全然違う展開で(アーサー死んでるから当たり前)こちらもとても面白く読み終えました。奈良千春先生の表紙絵、挿絵も素晴らしかった!
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作者が魔法使いだった!2024年3月19日最後のあとがきで哲学がテーマとわかり納得です。だから主人公のマホロは夜光花先生のこれまでのキャラと違って内省的で優しいけれど消極的で、それには生まれや育ちのバックボーンがある、物語を牽引するのにぴったりのキャラクターでした。何かを選ぶことは怖い。まだ見えない未来を選ぶこと、わかっていて選ぶしかないこと、命を選別すること。人は善にも悪にも傾く細い糸の上に乗っていて、でも自分だけはいつも公平で正しいと思っている。マホロの迷いは読者への問いとなり、そもそも正義を判断するのは誰なのか、光の精霊王の言う中庸であり続けることがいかに難しいことか考えさせられます。大きなテーマを扱いながらファンタジーの面白さを損なわず、持てる魔法スキルや場所によって魔法が使えなかったりする、ゲームのような組み立てを操るストーリー展開は作者こそ魔法使いのようです。いくつか考えられたエンドに悩んだ末、一番無難なラストになったとのことですが幸せなエンドを選んでいただけて良かった!奈良先生のイラストも素晴らしく、キャラ絵の相乗効果でとにかくマホロが可愛い!登場人物全員に無駄なく役割があり、おさまるべきところに全てを着地させたのはお見事というしかありません。面白かった!
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智ちゃんがプリティ2023年12月31日気の強い美人受けが好みで弱っちぃキャラは苦手なんですが、智ちゃんだけは別。可愛い。人として可愛い。直純さんとの格差恋愛がハンパなく格差過ぎるのも可笑しくて楽しいお話。でも直純さんの家事情がからんできて最終巻あたりは間延びした感じします。それにしても作者の作品はいくつか読んでいますが、あまり心に残るものがないのが正直なところ。
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政略結婚のはずが、溺愛旦那様がご執心すぎて離婚を許してくれません
カレーライスだけ?2023年12月31日庶民感覚を持ち合わせたお嬢様の伊織とクールな尊成が政略結婚から始まるよくあるラブストーリーで絵も普通。人物の手足のバランスなどちょっと変な時もある。めっちゃ気になったのはカレーライスの食卓にカレーライスしかなくて、サラダも、飲み物も忘れてますよー。でも伊織のドレス姿が上品だったり表情豊かで全体に好感がもてる。なんか作者を応援したくなる作品です笑いいね
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帯のインパクト笑2023年11月24日BLをたしなむなら好みでなくても避けていられないオメガバース。女々しい男子が好きじゃないからなんですが、こちらは宮永が怖キャラなのが面白いです。晃太もスパダリじゃなくモテるけど基本、平凡な大学生。その後にわかるスペシャル感が良かったですね。幸せになってねー
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バッドエンド目前のヒロインに転生した私、今世では恋愛するつもりがチートな兄が離してくれません!?@COMIC
イケメン学園2023年11月23日最近は異世界転生ってジャンルが確立されてるんですね。乙女ゲームとか好きな方はこんな世界に入ってみたいと思ったりするのかな?絵が可愛くて試し読みからズルズル読んでいますが転生の設定じゃなくても良さそうな気がします。ヒロインは人生やり直してけっこうなことだけど、元々の人生をなぜもっと頑張らなかったのか…まぁイケメンが続々出てくるし、レーネは元気で可愛いので楽しく読んでるけど。現在3巻、今のところストーリーは薄いなぁ。ファンタジーというより学園もの、乙女ゲームのヒロインってこんなにモテるのね。いいね
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いちご頭のメロンがたこ焼きで世界を救う2023年11月11日読み放題で。好みの絵ではないし、デッサンのようなラフなタッチだけど読んでいくうちにハートに刺さる。ヒモとして生きることも、借金がありながらヒモに大金を渡すのも、正解、不正解でいえば不正解なんだと思う。だけど正解を選べないのも人生の面白さなんですね。メロとモンティ、友人達も個性的で賑やかで楽しい。モンティにお金を貰ってやったこともない商売を始めるなんてふざけた話のようで、楽に生きようとしていないところがメロの正義はスジが通っているのでしょう。元気になれるお話でした!
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いい子ちゃんすぎる2023年10月31日原作読了済み。3巻以降なかなか出なかったので終わった気になっていました。でも何かあんまりハマれてなくて4巻に手が出ず。青依くん、元気がよくて頑張り屋の良い子なんだけど、最初の当たり屋という出会いとギャップにずっともやもやが残ってるんだよね。原作でも出来すぎな話だと思っていて、お仕事ものが好きなんだけど今作は私には合わないんだろうな。
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魔法にかかること間違いなし!2023年10月31日作者買いだけどボリュームに怯み、面白いけれど最初はイマイチ没頭できないなぁと思いながら読みすすめ…3巻から一気読みでした。さすがの!めっちゃ面白い本格ファンタジーです。BLジャンルなので読者が限定されるのが勿体ない。だけど子供が生まれるには必要だしなぁ。正直、Hなシーンはとばし読みぎみでした。濃厚で素敵なシーンではありますが物語が楽しすぎて!気づかないうちにはられた伏線がしっかり回収されるところや脇の登場人物までちゃんとキャラ設定されて生き生きと動き回るなど、最近のなんちゃってファンタジーとは一線を画します。途中、マーリンやガルダなど視点を変えて過去の背景が語られ物語がわかりやすく、深みがでる構成も素晴らしい。そしてこの本格ファンタジーに奈良千春先生のイラストが豪華!カラー表紙絵は見てのとおりですが、白黒の挿絵も物語を盛り上げる素晴らしさです。カリスマダーリンのアーサーと美人でやんちゃな樹里は作者がお好きな組合せかと思いますが私も大好き!ぜひハラハラワクワクする愛と冒険の魔法にかかってほしい!(コマーシャルか)
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駿ちゃん、腹黒です2023年10月31日そういうレーベルなのか刺激強めのHシーンにけっこうページが割かれていることもあってストーリーはなかなか進まない。予定より連載を引き延ばしたような感じがするけれど過去のエピソードを丁寧に掘り下げることで瑠璃と駿、周囲の人のキャラや関係性はよく伝わる。特に駿の二面性や瑠璃によぎる陰りなど、モノローグでなく会話で感じられるところが上手い。駿のあの裏の顔など案外リアリティある面白い人物像だと思う。ただ中学生であのHはないんじゃなかろうか…身体も出来上がりすぎてる。体操選手でもないのにシックスパックはないなぁ。でもHも義兄妹の禁断愛も愛憎劇もこってり描きたい作者の熱意でどんどん深みにはまる。評価はわかれているようですが私は読みごたえあって先が気になる作品です。
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はるこ男子というジャンル2023年10月31日「美波はるこ男子に恋して」ますよ!1~3巻購入、ほぼ知っている作品が多いけれどそれでも面白い。絶妙な変人や憎めないクズ男とか、クセ強男子がほんと上手い!ヒロインもオフィスにいるあの子やこの子って感じの身近にいそうな女子。常にヒロイン目線ですすみますが、ちょっとした表情に男子の気持ちが見えるのが良い。ラフなタッチの絵なのに表情で絶妙に伝わる。私は3巻のソロプレイを言われた時の彼の顔を定期的に見たくなります。洋食屋シェフの彼の最後の嬉しそうな顔も好き。はるこ先生の短編は旨い味噌汁のように何度いただいても美味しいです。それにしてもよくネタがつきないな、と感心しちゃう。私もこんな恋がしたかった!
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笑っちゃう2023年9月30日笑える。性教育として堂々としているアンネに対し、男がタジタジ。原作の楽しさ、元気の良さをうまく表現しています。義理の息子相手の実演がもう…笑。私は受講する勇気がないわー恥ずかしくて笑。
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女は強し2023年9月30日まだ1巻しか読んでいませんが面白かったです。転生ものって特に好きでもないし、この設定は必ずしも必要か、イマイチわかりませんがアンネの能天気なキャラが楽しい。女性がみな元気でエッチに対して受身ではなくポジティブなのが良い!文章がまあ、軽すぎるのと後半ダレた感じがしますがコメディなんで楽しめればよし。続きも読もうと思います。
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色気のある作品2023年9月30日続編が出たので最初から読んでみました。作者の「夜啼鶯は愛を紡ぐ」と内容がほぼ同じです。あちらは海外が舞台ですがこちらは日本の芸能界で具体的なイメージしやすいです。どちらが作品として評価が高いかはわかりませんが、個人的な好みは僅差で今作です。紹惟の行動はアーティストのそれだとキャラがわかりやすく、写真家とモデルという使い古された感(失礼)が下世話で良い。何より永利が好み。芸能界に自信がないまま身をおき、紹惟に見いだされ、雛が懐くようにまんまと恋に落ちてしまう。真面目で常に不安に揺れながら意地をはり見栄をはる健気さに、ほんとにアイドルを応援するかのような気持ちになってしまいました。すごく色気のあるキャラクターだと思います。みずかね先生のイラストもぴったりです。続編では成長していても可愛らしさもあって再会できて嬉しかったよ、永利!
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歌わない夜啼鶯は2023年9月30日夢を追って異国に来た若者とパトロンになる大人の男の10年にわたる愛の軌跡という大河ドラマ的なストーリー。オペラ歌手を目指した凛はエリアスと出会いPOP歌手として成功する。自分はエリアスの複数いる恋人の一人にすぎないと知っても凛はエリアスから離れる選択はできなかった。歌わなければ捨てられるーー凛の不安と恐怖が、絶望が辛い。10年も経って互いの愛の形について話し始めたふたりだけれど、仕方ないことだったかな、と思う。凛は若かったしエリアスは愛以外のものを持ちすぎていた。このストーリーは「鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰?」とほぼそのままです。どっちを先に読んだか忘れてしまったけれど、作者には書き足りないことがあったのだろうか。正直、どちらかが焼き直しという印象は否めませんが私はどちらも入り込んで読めました。こちらの作品は異国の地ということで凛の孤独がより深く思わされました。そしてyoco先生の絵が異国の雰囲気にすごく合って素敵でした。
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ヒーローは策謀家2023年9月25日ヒロインが、理不尽な目に合う作者のいつものストーリー。ちょっと飽きたなぁと思いつつやっぱり上手くて一気読みさせられました。里英が一時の感情で黒木と結婚を決めてしまうのが、無理もないし可哀想だわ。そしてお見合いの裏に陰謀があるなんて怖すぎる。大企業のようなのに派閥争いに一女子社員を巻き込み、使い捨てのような扱いするなんてあるだろうか。元カレの寧史が案外、悪者になりきれず、黒木が策士すぎて作者の企みどおり胡散臭いヒーローでしたが、里英ちゃんは優しい手の中に落ちたようです。
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ラガニナ2023年9月24日羅賀啓って名前難しいな。結婚して、もし仁菜が改姓したとしたらラガニナかぁとかどうでもいい事考えてしまった笑。遺伝子マッチングって面白いけど社員に説明同意なく健診でやっちゃうのはどうなんだ、と思いますが不粋なんでそこはスルーして読みました。良識あるヒロインと不器用な社長、秘書や同僚も良いキャラクターで文章も読みやすくサクサク読めました。
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青春が錆びる前に2023年9月24日鼻血は口の中で錆びた味がする。弓とかんちゃんは楽しかった思い出に縛られて錆びた関係を続けている。弓がなぜそこまで耐えるのか、かんちゃんの暴力はなぜなのか、具体的には描かれないけれど表情で様々なことを想像させる。若く弱いふたりはキラキラした青春の後の苦くやるせない時間をふたりで乗り越えたかっただろうけど、互いを救う強さを持たなかった。ふたりではいられなくなった時、弓の隣にやっぱり強くはないけど弓のことを大好きな真山がいてくれて良かった。「思い出せなくー」と言ったかんちゃん、あんたが救われることも祈ってる!
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アラビアンの甘い夜2023年8月22日作者買い。働き者の男の子アーシェが賢王ラシードの愛妾となり互いに深く愛し合うお話。ストーリーは単純ですがアーシェの可愛いさ、二人を取り巻く人達との交流がいきいきとしていて楽しい。マアディンがカッコいい女性でした。
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初恋の罠2023年6月11日浅はかで無鉄砲な若さ、ひたむきさが魅力的なヒロインです。頭の良さと背伸びしたい年頃の娘がおちいる初恋の罠。黒木の政治思想に藤子がはまっていくのをハラハラしながら読みすすめました。ナショナリズム、プロレタリアート、アナキスト、時代に生まれた言葉の熱にうかされるかのように生きた黒木。時流にのって器用に生きているかのような千太郎もまた政治思想の弾圧によって生き方を変えた苦しい過去があり、明治から大正という時代のうねりと息苦しさが生々しい。そんな時代の空気とともに、藤子を守る千太郎の親のような愛がいつしか男女の愛になっていくのも官能的でさすがの読みごたえでした。いつも登場人物の名前のルールがひそかな楽しみです。今回は忘れるくらい夢中で読んでいて半ばで謎解きできました。
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愛を仕立てる2023年6月11日王女様と仕立屋なんて、こんなロマンチックな設定は読まなくっちゃ!処刑が決まった王女様の黒衣を仕立てるという、もう悲恋と王女様を救うためのドラマで盛り上がる予感しかない。しかしその仕立屋ったら口は悪いし腹の中も嫌みな奴。騎士じゃないので戦いもない。最初は仕立屋エドガーは王女レオノーラに恋しているわけでもない。ただ理不尽な死に抗わないレオノーラと救うことが出来ない自分達への苛立ちを燻らせていくうち自身の鎧が剥がれレオノーラへの思いが芽生えていく。剣で戦うなどなく、さすがに地味でしたが一気読みしました。針と糸で闘い王女様を救う。背景の説明も話の運びも上手いです。足りないわけではないですが、表現力でもっと盛り上がった気がします。今後、チェックしたい作家さんになりました。
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素直さだけで走ってる2023年5月28日直斗も藤堂もキャラクターが掴みやすく素直っちゃ素直に描かれてますが、浅い…と思う…。藤堂が直斗を好きになったエピソードからすると、あんなセリフ出てくるかなってことがいくつかあって人物像をもう少し深く追及してほしい。ラブコメだし重く考えすぎかもしれませんが。絵もすっきりキレイで人気シリーズなんで、この先面白くなってるのかもしれませんが、この1作目は私にはピンとこなかったです。
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悲惨な結婚を強いられたので、策士な侯爵様と逃げ切ろうと思います【初回限定SS付】【イラスト付】
パワハラ殿下2023年5月28日なんじゃ、このタイトル。と思いましたがレビューの高さと美しい表紙絵の背後霊も気になり読むことに。みんなジュリアナの味方だったのでタイトルは内容とちょっと違っているし、もう少し大人っぽい話だと思うな。知性と教養があるジュリアナは王太子の理不尽な提案に抵抗する術がなく苦悩する。無茶苦茶を言う方が有利な事態になって面白い展開です。幼馴染みのエリックがいかにもヒーローで大変よろしい。最後さすがに詰めこみすぎに思いましたが何とかなって良かったんじゃないでしょうか。いいね
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続編が楽しみ!2023年5月26日みんな大好き柳沼CEO(たぶん)続編が出てるなんて嬉しいし、さらに続いているなんて楽しみでしかない。エッチでキュートで愛情深く、イケオジとひとくくりできない魅力。お金も持ってるしね笑。素敵な家族の今後が楽しみ!
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まいにちの健康生活をおいしく応援! ミツカンの“家計の味方”レシピ
お酢だけ!?2023年5月21日これは本当に買って良かった!セールだったので、お酢料理のレパートリーが少ないことだし試しに買いました。調味料がカンタン酢だけで大丈夫か、と思いながら作りました。美味しい。マジか。具材もあるもので、あっという間に覚えられるレシピ。ありがとう、ミツカンさん!いいね
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試される恋人たち2023年4月30日オメガバ設定は好みじゃないんですが好きな作家さんが書くと通じるものがある。この作品も私の好きな安西先生らしさがあって良かった!心が置いてけぼりになる縁ではなく自分達で選んで育む愛情をやっぱり大事にしたい。オメガバースの運命的に始まる愛もドラマチックではあるけれど、こちらはそんな衝動が試練や迷いになり切ないラブストーリーになりました。違う相手を選んだほうが相手も幸せなんじゃないかと悪魔の囁きのような思いに揺れる有を帰らせたもの。道隆と積み重ねてきたもの。胸が熱くなるような感動がありました。私的には1話で終わりで良かったかな。2話目が悪いのではなく1話の感動そのままで読み終えたかったかも。
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シリーズ④大吾、初恋の人と会う2023年4月22日女性を語ることにより大吾という男をみんなが残念に思うけれど、だからといって女性と長続きしないこともないでしょ。ちょっと大吾はさんざんでかわいそうな気がします。言葉を生業とする正祐と大吾は言葉を尽くして互いを知っていけば良いだけのこと。噛み合わないのが笑えて面白い。
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シリーズ③ドリアングレイ登場2023年4月22日正祐はいくらなんでも幼子過ぎませんかね。というかシリーズ作中において度々、幼子と言うけれど世間知や人間関係、恋愛において足りないことがあるだけで、文学を読みこなすなら幼子ではないと思うけどな。今作は私には文学談義が高尚でついていけなかったのが本音です。
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シリーズ②正佑の言語機能壊れる2023年4月22日宇宙人作家とキラキラアイドルの弟が登場するシリーズ2作目。正祐と大吾の会話が相変わらず面白い。個性的な脇役が良い味だしてます。正祐の家族はせっかくの設定なのでもっと登場して欲しい気もしますが、ストーリーがあんまりバタバタするのも違いますもんね。お酒と季節のお料理を楽しみながら二人の会話劇を地味に追いかけたいと思います。
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虎と兎、年賀状にほしい2023年3月31日表紙絵のレトロシックな雰囲気が良い。絵が達者で時々現れる虎と兎の絵もめっちゃ可愛いです。ヤクザの野浪と気弱な医者の卯月のラブコメ的な?うーん、完結まで長かったのもあって絵柄がかわったのともっとコメディ感を期待していたのがちょっと物足りなかったな。
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美しい財務省エリート達2023年3月21日グルメもお仕事BLも好きなのでタイトルがズバリな予感。期待よりは薄めでしたが財務省という舞台は珍しくてワクワクします。美人で仕事もできる立花とやはり美丈夫でワンコな樟のもどかしい関係がじれじれぐるぐるしています。中高一貫校からのエリート達の関係というのも何だか萌える。ストーリーとしては大きな盛り上がりはないけれど美形エリート達の華やかさをランチとともにゆっくり味わいました。
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非情な軍人のやるせなさ2023年3月19日作者の作品裏話が興味深い。ラノベによくある雰囲気だけの架空の国と時代の物語はそれはそれで面白いけれど、歴史事実にちゃんと向き合って書かれたこの作品は知識の浅い読者である私にもリアリティーをもって読むことができます。憎悪と暴力から始まる関係が変わっていくというストーリーは有りがちですが、容赦ないところがTL小説らしからぬところです。緑雨がユキに欲情するのは最初は怒りからの興奮で暴力にためらいも手加減もない。けれど日々、命の危険にさらされている手負いの獣の凶暴さであることも読者には同時に知らされます。一方、復讐するユキも政治的な背景や思想は関係なく唯一の肉親を殺された憤りから、更に暴行され憎しみを募らせる。二人がどうなっていくのか、軍部内の皇道派、統制派の対立にどんな決着がつくのか、TL作品としての恋愛要素と重苦しい時代背景のさじ加減が絶妙です。純粋に国を憂い浅慮に走る若者と老獪でしたたかな軍幹部、その間で時折やるせなさをのぞかせる緑雨にいつしか寄り添う気持ちになってしまう。ユキはそんな緑雨の物思いを知ることはないけれど情を深めていく過程が切ないです。いつかユキの兄の思い出話も語れる日がくるだろうか。歴史は戦時下に突入していくことがわかっているので爽やかなラストもまた切ない気がします。
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ギンモクセイ開店2023年2月28日生吹くん、泣きすぎやろ笑。スーツ姿は今風でスマートでカッコいい。ちょっとパンツが細すぎる気はするけど。じいちゃんのテーラーを継いだけど経営は苦しく不安で仕方ない時に灯生と出会う。素人ふたりでテーラー建て直しなんて大丈夫?ってお話ですが営業をかけ、イベントを企画したりと具体的にエピソードを盛り込んで奮闘してます。私は身内にスーツの仕立て屋がいますが入社はじめは皆、素人。採寸や生地の見立て、接客など学び、お客様に育てられ、いっぱしの仕立て屋になれる。二人はこの先も困難があるだろうけど成長して一流を目指すこともできる。生吹が灯生より年上の30オーバーなのが驚きの子どもっぽさですが、お似合いの二人です。店の名前が洒落てるわぁ。
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愛を知っている2023年2月26日「社会が変わってしまう」といった政治家達に変えていくのが政治家だろう、と言いたい。すでに社会には多様な生き方、家族のあり方、幸せのあり方があり、生きづらさを抱える人たちがいる。考えなければいけないことは沢山ある。いじめや差別のない社会、家族のありようを押し付けない社会、病気の家族を貧富の差なく看取れる社会であってほしいと願います。淡々とした浩輔の語り口に焦燥感や切実な思いがまじっていく後半はとても辛い。龍太は愛してくれた浩輔と母を悲しませたこと無念でしょう。自伝的作品とのことで自嘲的なタイトルは不器用な生き方の精一杯の強がりかな、と思いました。愛がわからない人だと思わない。ちゃんと愛し愛された人のお話です。
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DKのキラキラで若返る2022年12月11日男子高校生がキラキラで可愛くて楽しいです。マンガになっても面白そう。原と櫛形、委員長のタカアキ、3人のキャラが魅力的です。ちょっと残念だったのが学園祭本番など肝心なところが振り返る形になっていて、そのままその日の場面になった方が臨場感や勢いがあったのでは、と思いました(ただの読者の素人意見ですが)が一気読みする面白さです。良かった!
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生き直す2022年11月3日映画のシーンのような表紙絵にひかれました。すごい達者なカラーイラストですね。傲慢で自分勝手な高島は仕事を失い妻子に去られて死のうとまでしても自分を素直に省みることができていない。三沢と出会いプライドはへし折られ過去の行動に向き合い自分と向き合う。丸裸になって生き直す物語。生半可だとシラけてしまいますが高島が過去の自分を心から反省する気持ちに素直に共感できました。罪と罰の間にある反省をもって生きていき罪の重さを知る、それこそが大事なんだろうと思います。
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