このレビューはネタバレを含みます▼
妖怪御用達の三毛猫旅館の板前・龍の黒風×居候の食いしん坊狐・良夜。良夜が百年探し求めた絵を鬼の大将に買われてしまい、交渉に赴く良夜の護衛をすることになった黒風。絵師と良夜の絆、龍神としての黒風、鬼との対決など読み応えのある上下巻！すごく好きな世界観で、お話も絵も丁寧。BL的には黒風×良夜だけでなく鬼の兄弟、幽厳×紅丸もまた違う良さがあって二度美味しかった。こっちの二人は下巻に短編もあり、その短編+巻末描き下ろし含めて本編という感じ。争いを仕掛けてくる鬼にも愛着が湧いて、嫌いなキャラが一人もいなくてめちゃくちゃよかったです。カワウソ達が可愛いな。Hはそんなに多くないけど、ふんどしがエロい！作家買いですが大正解でした。面白かった！
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