このレビューはネタバレを含みます▼
鬼機関vs桃太郎機関。それぞれの想いや信念に則って闘うバトル漫画。
登場人物がとても多いし、複数のバトルが其処彼処で同時に行われる為、どのシーンもぶつ切り感があってテンションがイマイチ上がりきらない。面白くなって来たと思ったら他のメンバーの戦いにスイッチしてしまう。
主人公は鬼機関に所属しているので、やはり鬼が優勢で話は進行。桃太郎機関の方からは次々と戦闘力トップクラスの隊長・副隊長たちが登場しますが弱ァ……。皆さんイキり散らかしながら華麗なる必殺技を出して来ますが、呆気ない最期を迎える桃さん達。
子供の鬼までも人体実験する桃や、無抵抗の桃も容赦なく殺戮する鬼など、ところどころ面白いエピソードはあるのですが、バトルシーンは盛り上がりません。桃たち個々の戦闘能力はそれぞれ違い、技の設定を考えるのは大変な作業だとは思いますが尻窄み。
無陀野先生1人で桃機関全滅させれそうですね。