銃声とあえぎ声~撃ち抜くたびに、聞かせろよ
」のレビュー

銃声とあえぎ声~撃ち抜くたびに、聞かせろよ

喃羽ナミコ

右肩上がりで期待大

ネタバレ
2023年4月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヤクザと恋愛ものは幾つか購入しており、中でも妙にハマって何度も読み返しているのが「一人称『アタシ』のヤクザが主人公」の作品とこちらのコミックです。

特に「銃声と〜」は何とも言えない中毒性があり、一巻から読了→寝る、という、最近のナイトキャップ漫画となってます。

他レビューにも書かれてますが、まぁ確かに「拳悠が姫乃に惚れる」説得パンチがちょい弱めっちゃ弱め?だけど、こういう出会いで一目惚れする男子って案外少なくないんですよね。

「ド直球アプローチにたじろぐ姫乃が、愛される強引っぷりに徐々に拳悠を好きになっていく」心理もあるある、よくわかります。

最初のぎこちなさ〜途中あわや絶縁か?のピンチ、お約束とは言えやはりストーリーにカツが入ります。

断絶ピンチを乗り越え、深まっていく2人の想いと、愛情ゆえに濃密になっていく身体の結び付きがイイ。ナイスお約束展開です。

内気でウブな姫乃が母親に理解と勇気をもらい(寛容すぎる母親の設定も、作品が良いのでもうこの際無問題)、真正面から拳悠にひたむきな告白をする辺りから、どんどん「ハマる」作品になってきました。

大変失礼ですが、特に好きな絵柄というわけではありません。ですが何度も読み返すうちにむしろ好ましく思えてきてます。

繰り返し読んでこれからの展開が気になるエロ系コミックは自分的にレアヒットです。
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