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脱落せず４巻まで読んで良かった
2023年4月10日
良い人すぎる大門は心の奥底で「人間の標本を作りたい」と欲し、小悪魔的な小島は「死後も自分を支配して貰いたい(支配したい)」と希望している。利益が合致した二人は、いつか「標本にする」という約束でつながる。お互い歪んだ家族関係に心を支配されながら、彼らに執着する第三者たちを交え、ストーリーが続く。小島が変態倶楽部(？)に拉致されたり、レ〇プされたり、つらいシーンが多い。1，2巻まで読んで、途中で脱落しそうになった。しかし4巻まで読んで、うーーんと感じていたシーンの印象が大どんでん返し。この物語で誰よりも歪んだ精神の持ち主だと思っていた小島だが、4巻を読み終わるころには最も愛すべき人物になっていた。歪んだ性癖を超越するほど、大門のことが大事になっていたのね。1巻245P、2巻245P、3巻212P、4巻285P。エチは多め、白抜き、ちょっとマニアックなシーンもあり、大門が思いのほか絶倫(笑)
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