雨の日と月曜日
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雨の日と月曜日

コマkoma/きみね

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ネタバレ
2023年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでいて、コミックスになるとあったから購入。したけど、話は半分だった💦2巻完結扱いだったか。
主人公の福原珠恵は、おっとりしていて奥手で世間知らずの所謂お嬢さん(金持ちとかそういうのではなく)。父親はモラハラ大王で母親は父親には逆らえない。図書館で働くことも、「許可」だし、帰宅時間に門限、凡そ社会人の子どもへの対応ではない。読んでいて、モラハラ、心理的虐 待に腹が立つので、苦手な方は注意。もう一人モラハラ野郎が出てきます。作品概要にも注意書きあり。
そんな中、雨の日に図書館を利用する森川風太と知り合った。夜間学校受験のために勉強しており、ひょんなことから勉強を教えることに。近づく距離、互いに惹かれあい心境が変化していく様がゆっくり描かれている。風太は家庭環境から荒れていた時期があり、ヤクザに育てられた経験がある。いまは、住込みで大工をしているが、あることで背に墨が入っている。
属に「身分違い」となる、ロミオとジュリエット的要素のお話。絵や話の背景のためか、なんとなくノスタルジックで昭和感がある(笑)ハピエンに向けて進行中。
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