このレビューはネタバレを含みます▼
すごく大切で大好きな作品です。
何度も読み返してるので内容も台詞もわかってはいるのに、いつも心が震える程に感動する。
痛みがわからず感情の起伏も乏しいまるで無機質なロボットのような勁が、優しく温かな宥に出逢い、人間を取り戻す。
宥も勁に出逢い隠したかった己の性癖と向き合い胸を張って生きてゆけるようになる。
これからも二人で手を取り合って公私共に幸せな日々を歩んで欲しいです。
勁が「照れ」を覚えたときの「かゆい!」がたまらなく愛おしくて、ああ、人間なりたて感に母性が掻き立てられました。宥もきっと可愛くて仕方ないんだろうなあ。