金の絵筆に銀のパレット
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金の絵筆に銀のパレット

ARUKU

ラスト……

ネタバレ
2023年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほろり、きゅん、じんわりが詰め合わさった作品でした。
第二次世界大戦後の日本が舞台。謎の青年実業家×肺病を患っていた元画学生のお話。
今作も作家さま独自のファンタジー色と、巧みな胸を打つ言葉が散りばめられたキラキラとした作品でした。
ただ、受けちゃんがピュア過ぎて幼い少女に時々見えるのがちょっとそこだけ気になりました。
だけど、それを上回る画学生時代の友達との場面は何度読んでも涙出るし、桃里と烏羽の出会いが意外でギュッと心掴まれました。
個人的に1番気になりグッときたのは、ラストをどう捉えるか。ファンタジーなのか、夢なのか、それとも2人はもう……色々想像掻き立てられ満足度の高い作品でした。
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