生と死の境目がとても狭い作品。儚い。絵も物語もとにかく儚い。でも、しっかり生命を感じた。
桃里も烏羽も抱えているものがとんでもなく大きくて胸を握りつぶされましたが、2人を本当に愛おしく思います。口づけや性 交の場面は何かもう一コマに情報量が多すぎて一コマ一コマ色々噛みしめながら見入ってしまいました。
読み終えてすぐ読み返し。そういうことかー!と感動したり同じところでまた泣かされたりと、心地よい疲労感でいっぱいです。
始め擬音語や擬態語のクセの強さに負けそうになったものの、読んで良かった読めて良かったこの作品に出会えて良かったとしみじみ思います。世界観が独特なのも重厚感ありすぎるのも何やら拝みたくなります。
この作者さんの作品もっと読みたい!と思いながらレビュー見てたらARUKU作品の中でこの作品が一番優しいとの声がいくつかあり頭を抱えています。これが一番…優しい……??