望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す《フルカラー》(分冊版)
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望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す《フルカラー》(分冊版)

紡木すあ/古池マヤ

評価かえます。あまりに残酷

ネタバレ
2023年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ☆5から☆1へ、原作読んで評価かえました。ごめんなさい。
あまりにも皇太子の身勝手さ側近の無能さに腹が立ちます。この後、ヒロインを貶めてまで信じていた侯爵は『戦争したいから~』なんて愚かな思考で本当に裏切りますが、その後、人質婚に至るまで不幸を煮詰めた感じで何ひとつ報われない。
まして人質婚では暴力、強○、地下牢に閉じ込めるなどなど、吐き気すら催します。
一番イラついたのは、皇太子が過去のことを知った時に「なぜ言ってくれなかったのか」お前、ふざけんなよ、恋人いるっつったら言えねーだろうが😠まぁ侍女さんが全部ぶちまけてくれたので、いいですが。
それにしてもキース皇太子は公爵令嬢だけを悪者にしてますが、なんというか自己嫌悪と反省が薄っぺらい。側近のアフォーも薄っぺらい。
自国の為に身を差し出したヒロインを大切にして、幸せにする???は???おそっ!!
取り返しつかないんですけど…。
そんなの性暴力を受けた女性には何の足しにもならないんですよ。むしろ、貴様ら全員の首を差し出せ!
性暴力うけた人のその後のトラウマはこんなあっさりしてないと思う。ヒロインに対しても、なんでそこまでするのか献身が行きすぎてて、『女は黙って男を立てろ』感を体現してるところが、悲しすぎる。
ただただ、女性を自分の都合のいいようにしか見ないだけの地獄絵図でした。

人質婚以降の展開は先にも書きましたが、小説、つまり文章ですら吐き気を催すほど酷いので、絵にされたら余計に辛いと思います。
ごめんなさい、もう買いません。
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