かっわいい〜〜〜

178ページ。
DKもの短編集、7作＋描き下ろし。
基本キスまでで、かっわいい〜〜甘酸っぺぇ〜〜という気分になれる作品ばかり。しかしこの作者さんは、ただふんわりとかわいいだけではない、私のツボに刺さるものがあるのです。なんかちょっと及ばずの星4つですが、好き度合いは高め。
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・『かわいい』再会もの。外見だけでおさまらない特別な「かわいい」の気持ち、わかる〜。
・『ケガ小町』鈍くてケガばかりの危なっかしい子は、気持ちにも鈍い。
・『シークレットガーデン』花の声を聞きたい子と転入生、秘密の共有。
・『テンダーボーイ』生意気さがかわいい話ながら、お相手が大学生で、家庭教師の生徒である当時中学生の主人公にっていうのが個人の倫理観的にはアウト。
・『春色金魚』幼馴染、認めるのが怖い恋心。
・『ぼくの魔法薬』話の主題はBLから少し外れています。振られたばかりの先輩と、あやしい薬を作る後輩。相互理解って難しいけど、そのための努力は悪くない。後輩の過去話が良かったです。さらっと話しているけど、聞いてるこっちはそのなんてことない態度含めて泣きそうです。
・『好きなので』幼馴染。友達との転換点のズレが産んだすれ違い。描き下ろしはこの話の後日談で、軽めのエロ描写があります……が、エロより笑いが勝ちました。キミ、かわいいな！