じんわり幸せ

ネタバレ

2023年4月22日

このレビューはネタバレを含みます▼ 読後感は『幸せ』のひと言に尽きます。圭太と桔平の不思議体験のお話。こういう話を読む時、過去と未来が繋がっているのだから28歳の2人は18歳の時に28歳のお互いに会って不思議体験をしているはず……その記憶はどうなった？？とか色々ぐるぐるしちゃう私なのですが、この物語では28歳の桔平以外がみんな記憶が曖昧になっている描写があり、そこの部分がスッキリして良かったです。小さなモヤモヤを残さない描写が素晴らしい！で、内容ですが…圭太の過去が本当に悲しい……😢涙するのは嬉しい時ばかり……じゃあ悲しい時はどうしてるの？独り心の中で泣いているの？常に心に不安と不幸が起こった時のダメージ回避のための覚悟を持ちながら生きている。。その心の内に触れた桔平が圭太をおもって自らを省みるのも心を打たれました。そして圭太に安心と、幸せを感じて欲しいと頑張る桔平に愛を感じました。桔平が足湯になっているのもなんだか本当に桔平そのものって感じで最初こそちょっと笑いを誘うけどそこにつかる圭太が10年かけてじわじわ温まって全身ポカポカになるのとか、本当に素敵で作家さんのセンスの良さというかなんと言うか…素晴らしいとしか言えません。

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しゅくりむさん

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りんごももさん

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sherry さん

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ももろーさん

(女性/40代) 総レビュー数：768件
torineco さん

(女性/－) 総レビュー数：7件

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