最後の最後の王子





2023年4月23日
先生の全ての本が好きで好きで、この本を読むことを一番恐れていました。買ったのは良いのだけれど、全然読む気になれず、二、三ページ読んでは本を閉じるということをしばらく続けていました。今日、腰を据えて読もうと開いたところ、読み終わるまで立ち上がることができませんでした。先生の優しくユーモアのある愛情に満ち溢れた文章が本の隅々にまで広がっていて、近いうちに死ぬだろう状況で、ここまで客観的かつ、あたたかい目で全てを愛し、生ききった先生の日記を読ませていただいて、感謝しかありません。

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