のみ×しば
」のレビュー

のみ×しば

田倉トヲル

次巻に期待

ネタバレ
2023年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 出だしは進展ありだし寮あるある風のいつもの面白さもありで良かったんだけど、そんなのも束の間、ほぼほぼ宮井のターンでした。
まだメインの2人が発展途上の中でまさかの宮井ソロのロングエピソード。
そこからは作品本来のテイストと異なりどちらかと言うと作者さんの他作品のシリアスな雰囲気で笑いなし、リアルっぽい苦難あり風で挙句次巻に続くと言う…。
発売日を楽しみに0時を待っていそいそと購入したのにな…。
宮井は好きな登場人物の1人だし必要な流れであればこんな違和感を感じることもなかったと思うんだけど「今なの?」って言う突発的な不自然さを感じてしまい世界観に入り切ることができなかった。
あとがきで作者さん本人もこんな長尺エピソードの予定はなかったと語られてるけど、本当にもう少し短くまとめることはできなかったんだろうか?
物理的な長さと言うよりエピソードにダラダラとした中弛みを感じて途中流し読みをしてしまった。
『のみ×しば』本編ではなく番外編を購入した気分。
エピソードのキーマンが最後に登場して終わったけど「ええ?どうなるのー?!」みたいな気持ちもない。
既巻は通して何度も読み返してるけど今巻はそれもなさそう。
正直なところは⭐︎2だけど次巻への期待を込めて+1にしました。
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