異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。
白玉/北沢きょう
天然記念物攻スパダリ×世界遺産受スパダリ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼
溺愛甘々主人公攻めＢＬ最高すぎました。
元来、溺愛甘々ものが大好きで色々読んできましたが
ほとんどが受け目線。
それはそれで愛される幸せを噛み締められてとても良いのですが、そういう小説の最後や番外編などでちょっとある攻め目線の話がすごく好きだったんですね。
攻め目線で可愛い可愛い受けを堪能できるとことか、攻めが理性総動員でかっこつけるとことか。
受けを愛と包容力と経済力で紳士的に包み込んでるスパダリが実は受けの可愛いさや愛しさに翻弄されながら頑張ってるとことか。
この作品は全編それなので、もう、、たまりませんでした！
愛し愛される喜びに満ちた話。
きゅんと尊いが溢れてて吐血しそうでした。
更にとてもいいところは、受けもスパダリなんですよね。
攻めは自己評価は七合目ですが、庶民的な感覚と完璧に身についた貴族の振る舞いや矜持を併せ持つ愛情深い無自覚スパダリ。
受けは普段はクールな頭脳派の超絶美形、欲しいものは知性と地位で聡く手に入れるタイプですが、大好きな攻めの前では甘えたちゃん。
拗ねたり、甘えたり、おねだりしたりと兎に角可愛い。
元々が高位貴族で頭脳明晰。決して弱くて守られているタイプではないのがとても推せます。
ちょっと自己評価低めで無自覚にときめかせてくる攻めより先に恋心を自覚しているだろう受けが割と積極的。
自覚後の色々考えちゃってる攻めスパダリの背中を押す受けスパダリ。
こういうの求めてたーーーー。って叫びたくなりました。
あと所々に出てくる、新しい扉を開けたお嬢様方の話がとても面白い。
次巻が待ち切れないです〜！
いいね
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG