このレビューはネタバレを含みます▼
一生読める作品しかない三田織先生。今作も、これからずっと何度も読み返すんだろうなあ、と思いました。
小学校からのおさななじみ、出会った頃からおたがいが大好きなふたりのイノセントな恋のお話。
礼央の勇気で早めに両想いにはなります。
ふたりでいるときのお互いの表情やじゃれあいが本当にかわいい💕
ただ、序盤からチラチラフラグ立ってたので、フワフワなかわいいだけの話ではないだろうと思ってたらやっぱり😩
礼央のライオンでありたいと思うしーちゃんの、だけど世間という、姿は見えないけど大きくて怖いものに負けてしまうところから涙が止まらんかったです。
学校で騒ぎになる、みたいなエピソードはなかったので、あの女子たちは学校で言いふらさなかったのかな、それなら良いな。。
好きだから傷ついて、好きだから許す礼央がやさしくて強かった😩
どれだけ泣いたろうと思ったらもう><
でも悲しいことがあった分だけ優しい人たちがいてよかった!
何も聞かずにバス代出してくれるしーちゃんのお兄ちゃんやお母さん、礼央を受け入れてくれた先生たち。
まだ大人じゃなくても、人生の大きな局面てやっぱりあって、それを子供だからと流さずに助けてくれる大人って本当に素敵。
そしてゆかりんもすごく良い子でした😃
三田織先生の作品、やっぱ好きだなー😄