このレビューはネタバレを含みます▼
最期、彼を焼いたの言葉にウッなった。助けるんじゃなかったのか?と。
…乱歩の蟲を思い出しながら読んだ。
蟲は”愛していた人の死体が腐蝕するのを、策をろうじて止めようとするが、結局主人公もその後腐乱した死体と共に同じく死体で発見される。”みたいな内容。
間宮は佐田が腐って崩れる過程が見れなかった、耐えれなかったから燃やしてしまったんだなと。
佐田が言った最期の言葉は何一つ守られる事なく傷心のまま後追い、本当は気が狂う程愛していた間宮…。
久しく死にオチは見てなかった為心が抉られたが面白かった。