このレビューはネタバレを含みます▼
ずっと気になっていたこちら、もっと早く読めばよかった!感情を揺さぶられ涙しながら拝読しました。すごく面白かった!
ヒューゴは完全無欠の英国貴族で白虎獣人、新太郎は植物を愛し人付き合いが苦手なガーデナー。最初は水と油だった2人が不器用ながら距離を縮めていく様は初々しくて微笑ましい。そんな2人のキューピッドがヒューゴの養子で白狼獣人の理人。感情を失っていた彼が新太郎に懐き心開いていく様は感動する。距離が縮まっても最後の壁を超えられず苦しむ2人に涙涙でした。邸の使用人達の後押しや何より理人のおかげで想いが通じた時は本当に嬉しかった。理人の「ふぁみり」には嬉し泣きでした。
恋人になった2人が甘くて可愛くてこちらも大満足。見守る周りの使用人達も温かくてほっこり。師匠とお祖母様のお話も夢があって良かった。最高の1冊でした。