このレビューはネタバレを含みます▼
めちゃどネタバレになってしまうので注意して下さい。主人公リードが大陸一の大国の王リケルメの側室になり、寵愛されて、でも自分が側室の1人という立場が辛くなり、いつか愛されなくなってしまうのでは無いかという思いがどうしても辛くて後宮を逃げ出します。ハッキリ言って、ここまでだと星5振切れるぐらい良かったのです。本当に…。ただ逃げ出したあとに隣国へ行って、才を見出されて王太子の側近になり、その王太子のラウルと結ばれる流れなのですが、逃げた割には安易に隣国で活躍したりして、えー…となりました。後宮に居る時はリードの辛い思いに寄り添って読んでいたのに、え、ラウルの事好きになるんだ…って。難しいだろうって、無いよねって思いながら読んでましたが、私的にはリケルメエンドが良かったです。
本編の後のショートストーリーで、リケルメの思いが描かれてました。リードは皆んなが息を飲む美しさで、そりゃあんなに綺麗なら寵愛するよねって揶揄われ?たけど、綺麗だからじゃないんだって…泣 リケルメ…。正室(王妃)も居て、側室も何人もいるけど、リードが初恋だったのに。めちゃくちゃ好きだったのに。辛い。 1巻を読んでラウルと結ばれたので、2巻3巻を読むかは分かりません。まだリケルメも活躍しそうなので気にはなるけど、1巻までで終わりそうです。良いお話なのだろうと思うのですが、私は星3で。すみません。