このレビューはネタバレを含みます▼
主人公のジゼルは家族の操り人形になったような言いなりの暮らしをしています。それが偶然屋敷の地下室で囚われていた「不死の男」を見つけて恋に落ちる物語です。
不死の男の赤い瞳とジゼルの金髪が印象的なんです。
夫のカーターに隠れて密会を重ねるのですが、快感と危険が隣り合わせでドキドキすると同時に普通の人間同士と違ってドロドロ感が薄いのです。
不死の男は純粋で優しくジゼルを守ろうとします。またジゼルも本当の愛を感じ何とか彼を救おうとします。その姿が切なく甘い・・・
妖しい恋に興味のある人にお奨めの作品です。