このレビューはネタバレを含みます▼
陰キャなヒロインがイケメン幼馴染のヒーローと付き合って、色々ありながらも順調に愛を育みハッピーエンド…というよくある少女漫画だと思って読んでいたら、途中からひょっこり現れた当て馬キャラがまさかの大どんでん返し!途中からなんとなくフラグも立ち始め、読むのが辛くなって、あーこれ絶対☆1つにしよって思ってたのに、11、12巻の流れがとても良くて、苦しいくらいリアルで、帝斗のことが大好きでずっと好きでいたかったのに、別の人を好きになってしまって複雑で悲しい気持ちがすごく伝わってきて、気付けば涙流しながら読んでいました。ただ一つ残念なのは、世堂の魅力が全く分からなかったこと。好きな子とその彼氏と3人で遊んでて、彼氏がちょっといなくなった隙にホテルに入ろうとするとか頭おかしいよね…。少女漫画は全てハッピーエンドじゃないと!って思ってる訳じゃないし、ヒーローより当て馬の方が魅力的でそっちとくっつけばいいのにって思う漫画も中にはあるけど、帝斗の方が断然いい男なので、アメリがなんで世堂を好きになったのか分からず、結末的にはいまいち納得はできなかったかな。ただ、一つの恋が実り終わるまでのストーリーとしては良かったと思う。絵は顔と身体のバランスが少しおかしいのが気になったかな。頭でっかちに見える…。あと、最低ヒロキのその後が気になるw