グッドバイライラック
」のレビュー

グッドバイライラック

ゆき林檎

これもまた…

ネタバレ
2023年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ *すっごいすっごいすっっっごい良かった!!
ゆき林檎先生作品を立て続けに読んでいるのですが、『玉響』『或る日』『少年と神隠し』そして今作『グッドバイライラック』、
私にとって初めての〈現代モノ〉ゆき林檎先生作品です。
…うわぁぁ!イイ!めちゃくちゃイイ!!!
加藤くんとことん可愛い、こんなん笠井先生すぐに落ちるやろと思ってたのに、意外と粘ってた(笑)
つかとっくに落ちてるのに、鈍ちん男があまりにも頑丈過ぎる「常識の鎧」を纏うとこーなるんだなっていうねw
終盤ライラックの花を見ながら、その花言葉について語る加藤くんを思い出し、そのままどんどんまっすぐに自分を慕ってくれる加藤くんの姿や笑顔が溢れてきて、ようやく、ようやく!
「なんだよ自分もこれが初恋だったんじゃないか」と気づく…(なーんてことを逐一描かずに読者にわからせてしまうところがゆき林檎先生のすごいところ!)
このシーン、最高でした。
末長くお幸せに〜💕
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