このレビューはネタバレを含みます▼
単行本の続きを待てず9,10と読んでいます。毎回気になるところで終わりながらも満足感のある濃さで、何度も読み返してしまいます。
待ちに待った回想編は、お父さんの行動に衝撃を受ける瀬乃くんの心が痛いほど伝わって涙が出ました。子供の頃に大切にしていたものって、まるで命ある友達や家族のような存在になりますよね。この過去を知ってから生き生きとりょうすけさまに仕える姿を思うとなんとも切なくなります。そして幼少期のりょうすけさまからみなぎる溢れんばかりのカリスマ性、子瀬乃くんと一緒に衝撃を受けました笑
屋敷先生の描かれるストーリーはいつもセリフや動きの流れが自然で読み込むほどキャラクターの心情が伝わってくるようです。魂がこもってます。
瀬乃くんが正気に戻った時自分を責めてしまわないかどきどき。そんな瀬乃くんをりょうすけさまの包容力で守ってあげるところも見たいです。結末が待ち遠しい。