このレビューはネタバレを含みます▼
シリーズ2作目。1作目もおもしろかったけど、2作目はさらにおもしろかった!ほんとよい!読み終わったあとのこの爽快感と昂奮をどこかにぶつけたい!ほんとよかった。
1作目同様前原と弘は仕事ばかり、残業、休日出勤は当たり前、そして工場に起こるトラブルを、工場一丸となって解決させるというストーリー、すごく夢中になって読んだ。胸が熱い。心躍るような展開にわくわくした。
タイトルにもなっている慰安旅行の方のエピソードもエロがあっておもしろかったし、配排水管をめぐっての、工場をどうよくしていくかってことにみんなで協力して立ち向かう姿、ほんとにぐっときた。いいよいいよよすぎる。自分を信頼してくれる人と仕事をしているという喜び、ありがたさもよく伝わってきた。しかも一見憎まれ役の役所の人含め、全員が自分の立場で精いっぱい誇りと責任を持って仕事してるっていう書かれ方もよい。
そして本作では受けの弘が前原との関係においても積極性を見せたとこがまたよい。受けだけど、仕事はもちろん恋愛面でもただ受けて流されてるだけじゃない弘の本領がとうとう発揮されてきた感じ。いい!
旅館で弘と前原がやっと会えたとこからの展開、たまらない。「おれをころすきか」「僕だってしにそうだ!」ん-ーー最高。この時のエロの弘のせっぱつまった感じもすごくよかった。
1作目同様最後に前原視点の話が入り、今回は前原の下心満載の心の声も楽しかった!終わり方もすごくよかった~~。前原に振り回されているようで、実は決してそんなことはない弘。対等に、同じ目標に向かって戦っていけるすばらしさ。ほんと爽快。
まさか1作目よりパワーアップしてくれるなんてなんともうれしい驚き。読んでよかった!
このシリーズもうずいぶん前に発売されたもののようで、リアルタイムで読んで誰かと語りあうことができないのが非常に残念でならない。
【2023年11月追記】大好きな2巻についても、シーモア島でお話することができた。2巻の終わり方よかったですねと、共感してもらえたことがとてもうれしかった。本当にあの最後の一文は最高に昂奮。
(足場がなければ、、、。)(僕が君を寝かさない)(おまえが引け)(一生こまってろ)(率先垂範、2回目)