応天の門
」のレビュー

応天の門

灰原薬

面白くて一気に読んでしまいました。

2023年5月25日
平安時代の京都が舞台の物語。ミステリーというよりは、主人公(菅原道真)がもうひとりの主人公(在原業平)や藤原高子、紀長谷雄がもたらす厄介事に巻きこまれながらも、様々な問題を解決していくといった感じの話です。学問一筋の道真ですが、物語が進むとともに学んだものをどう生かすか、といった課題に立ち向かう姿もみえてきて、興味深かったです。
話の合間には歴史の解説のようなコラムがありましたがかたくるしいものではなく、面白くよみすすめました。
早く続きが一冊読み終わると早く続きを読みたくなってしまい、一気に読んでいってしまいました。
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