屁理屈ギャグってやつ?





2013年5月6日
うまい例えが思いつきませんがとにかく面白いです。「THE3名様」や「猫村さん」的ゆるい空気の中で、こち亀両さん的な日常薀蓄をほじくることに対して、「ピューと吹くジャガー」のジャガーさんばりに謎の熱意を注ぐ、見た目超凡人の野田さん。野田さんが日常で抱いたQに対して出した結論Aはそれだけ聞くと???なのに、野田さんの解釈を聞くと妙な説得力があるのです。しかしやっぱり何でそうなるんだよ!とつっこまざるを得ない。そこに笑いのツボが。例えば「本の帯を捨てない宇宙規模の理由」(2巻)、ひっつめメガネの地味子な野田さんが謎の自信で主張する「ミスコンで私が優勝できるかもしれない万が一の理由」(1巻)は特に吹き出しました。さらに野田さんは大学の先輩友人やファミレスバイトの同僚など、個性豊かな脇キャラにも恵まれている。地味だがこういうのを真のリア充というのでしょう。
ありがちなシュールへの逃げや飽きる出落ちもない、理路整然とした正統派オモシロマンガです。あ、野田さんの出身地群馬にもちょっぴり詳しくなれますよ(笑)
ありがちなシュールへの逃げや飽きる出落ちもない、理路整然とした正統派オモシロマンガです。あ、野田さんの出身地群馬にもちょっぴり詳しくなれますよ(笑)

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