ましろのおと
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ましろのおと

羅川真里茂

音が聞こえる!

2013年5月5日
主人公は、初め自分(音)を見失っていたが、紆余曲折で集まった仲間や周辺との関わりで、自分を取り戻し・・誰をもが興味を抱く、不思議な内包するものを持っている人です。
主人公の心や気持ちの変化のさまが、音の表現に表れています。またライバルとなる人々のひとざまも音が表現、絵から音がほとばしっています。
・・気持ちが音になるのは、楽器演奏が趣味の私はよくわかります。
主人公がどう成長するのか、関わる女性や周囲とどう向き合うか・・今後の展開が楽しみです。
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