このレビューはネタバレを含みます▼
1作目、トキオとナツメのお話は気持ちが上がったり下がったり、本当に私の心は忙しかったです。ナツメがトキオを好きだと自覚して東京に来たらヤコ先生という恋人ができていて、そこからもう切ないし、かと思えばナツメにヤキモチをやくトキオを見ては心が弾んだりととにかく忙しかった。ヤコ先生、身を引いてくれてありがとう、という思いと、でもとても素敵な人なのでヤコ先生にも幸せになってもらいたいと思ったら2巻もあって最高でした。
2巻は1巻とは違い思わずクスッと笑ってしまう部分が多くてこちらも良かった。ヤコ先生、スパダリですね。そしてまさかの「おやすみなさい、また明日」の貢藤さんがあんなにかわいいなんて。田舎に帰るかもとなった時、貢藤さんの田舎に来た時のヤコ先生の言葉で、「押されて押されて思いがけず引かれて愛を自覚するのが、ヒロインのお約束だろう?それをなに田舎帰るとか全力で逃げ切ってゴールテープ切ろうとしてんだよ」にめちゃくちゃ笑いました。
それにしても凪良先生の本はおもしろくてスラスラ読んでしまいますね。