【合本版1-3巻】恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―
ファンタジーなのか、ゲームなのか?





2023年6月1日
題名に惹かれて内容をよく分からないうちに購入。魔法とかの方面には手を出さないできたので見当違いな事を書いてしまったらごめんなさい。まずは3巻まで読み、ヒロインの立場があまりにも理不尽すぎて、そして異界へ追いやった←語弊があるかな?妹の夫で、ヒロインが幼い頃から想いを寄せていたブライトは身勝手すぎると憤る。異界に忘れていた(ようとしていた)妹の夫ブライトにそっくりな息子ロイドがやってくる。王女への愛の証のための聖剣を探しに。もう生きていないと思っていた番人との出会い。そこから始まる魔物との戦い。二人の間に起こる少しの心の揺らめき。それぞれに思うところは違うけどひかれあっていくのが分かり物語の先が気になる。恋愛という甘やかなシーンはなく、魔物討伐のシーンが多い。作者はよくこれほどの魔物を、また魔法を考えつくものだと感心し、その表現力にも感動した。倒しても倒してもまた大きく成長して攻撃してくる魔物たちはゲームの世界観。武力を魔力をパワーアップしていく主人公たち。そろそろ異界での耐性が切れると思われるロイドが元の世界へ戻れるのか。戻るとしたら1人でか?これからも続くこの作品はどこへ落ち着くのか。異界は必要不可欠なものなのか?番人がいなくなったらどうなるのか。ヒロインが不老であっても23年の差はどうなんだろ。でも、できれば元の世界で明るい世界で生きられたら。世の中に溶け込むのは難しいとしても、2人で番人としてとどまることがないような未来であってほしいと願っています。

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くんちゃん さん
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