このレビューはネタバレを含みます▼
*うわ〜〜良かった…じわじわきます…涼平は何もかも自分の中に呑み込んで完結させようとしていたけれど、大倉くんも家族もみんなそんなことは許しちゃくれなかった(笑)
「死ぬときはひとりきりなんだから、生きている間は誰かといっしょにいなさい」っていう母上の言葉がすごく良かったです。
本当は寂しがりやなのに1人でも生きていけるとか強がっちゃうようなアホの子にかける言葉としてストックしておこう。
そしてお母様!よくぞ涼平のそのヒゲ、剃ってくださいました!(拍手喝采)
マジで全く似合ってなくてどーしようかと思った(笑)
きっと大倉くんも喫茶店のスタッフも誰もがずっと我慢していたに違いないw
そんなことはさておき、高校時代の元カレの石塚くんのエピソードや大倉君との初めての…なエピソードの辺りはもしかしたら人によっては受け付けないかもしれないけど、私は生々しくて良いなと思いました。
石塚君の笑顔はメタボってても素敵だったのがとても良かった。
結局大倉くんもなんだかんだでずっと涼平のことが好きだったんじゃないかと思う…気付けてなかったのか実は気付いていたのかは議論の余地があるようなないような(笑)
なんにせよ、着地点が幸せで読後感が最高でした^^