皇帝陛下の閨姫~異世界では甘くて重い執着愛から逃れられないようです~
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皇帝陛下の閨姫~異世界では甘くて重い執着愛から逃れられないようです~

如月美樹/史歩

TLになるのは中盤以降

ネタバレ
2023年6月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず皇帝(ヒーロー)に合うまでに5分の1もかかり、いきなりの濡れ場では顔も見せず、話もしないなど、まともな応対もなく中盤まで続き。
ヒーローがとにかく怖くて、ヒロインが逃げ出した時には「そっとしておいてやって!」と何度も思いました。
いつから閨姫を設けていて、これまで何人いたのかは分からないけど、いくら避妊の薬を飲んでいたとしても、何人か子供がいてもおかしくはない。
それでも子供が出来てなかったというのは、ファンタジーだから許されるんだろうけど。
これまでの閨姫との密事の描写があったにも関わらず、ヒーローは「閨姫の誰も抱いた事はない」と発言していたのには「これまではマグロだったという意味で、自分からは抱いた事がないっていう意味ね」と読者は理解したけど、ヒロインは「私だけだったのね」と勘違いしているのでは……。
そもそもこの2人が両想いになった理由も夢がなくて、ヒロインはヒーローの顔が好きだと断言してるし、ヒーローもヒロインの髪の毛とかちょっと変わってたってのと、閨での相性が良かったからだよね?
面白くはない訳じゃないけど、読了後もヒーローへの嫌悪感があって、横槍のラウレンスと結ばれて欲しかったなーと思ってました(笑)
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