RDC ―レッド ドア クラブ―
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RDC ―レッド ドア クラブ―

水壬楓子/亜樹良のりかず

RDC1作目:若頭×直十

ネタバレ
2023年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ RDCシリーズの1冊目。レッドドアクラブ→シークレットドア→レッドアラート→メンバーズオンリーです。1冊毎に1CPの読み切りですが今後の登場人物を知る上で重要なので今作必読です。
今回はRDCで若頭の異名を持つ廿楽(つづら)と直十のお話。
家も職も身寄りもない直十はやんちゃで躾がなっていない野良猫のよう。ヤケになって洋館に忍び込んだはいいけれどあっさり見つかってしまって、あろうことか賭けの対象になってしまうという始まり。その賭けとは直十を洗練された人間に仕立て直せるかというもの、まんまマイフェアレディのようでした。
ヒギンス教授役となったのはジャンケンに負けた若頭こと廿楽ですが、廿楽の色気と余裕と包容力が◎。厳しさの中にあるふとした優しさや大人のエロさがめっちゃ良い!ただ廿楽のキャラに対して直十がちょっぴり幼過ぎるように感じたのと、ストーリーがあっさりしている印象が。読みやすかったので特にそう感じたのかも。このシリーズは1作品に1オヤジですw星は4.5かな。
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