ネタバレ・感想ありRDC ―レッド ドア クラブ―のレビュー

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RDC1作目:若頭×直十
ネタバレ
2023年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ RDCシリーズの1冊目。レッドドアクラブ→シークレットドア→レッドアラート→メンバーズオンリーです。1冊毎に1CPの読み切りですが今後の登場人物を知る上で重要なので今作必読です。
今回はRDCで若頭の異名を持つ廿楽(つづら)と直十のお話。
家も職も身寄りもない直十はやんちゃで躾がなっていない野良猫のよう。ヤケになって洋館に忍び込んだはいいけれどあっさり見つかってしまって、あろうことか賭けの対象になってしまうという始まり。その賭けとは直十を洗練された人間に仕立て直せるかというもの、まんまマイフェアレディのようでした。
ヒギンス教授役となったのはジャンケンに負けた若頭こと廿楽ですが、廿楽の色気と余裕と包容力が◎。厳しさの中にあるふとした優しさや大人のエロさがめっちゃ良い!ただ廿楽のキャラに対して直十がちょっぴり幼過ぎるように感じたのと、ストーリーがあっさりしている印象が。読みやすかったので特にそう感じたのかも。このシリーズは1作品に1オヤジですw星は4.5かな。
RDCオヤジ社交クラブシリーズ1作目
2020年9月15日
金欠でアパートを追い出され、たまたま覗き込んだ金持ちオヤジたちの会員制クラブに所属する廿楽にマイフェアレディのごとく1ヶ月間教育されることとなった直十。

廿楽の素性がはっきりせずもやもやしながらも成長する直十と溺愛したがる気持ちを抑えて素性も隠し続け成長を支える廿楽のコメディタッチなやりとりがGood!です。

他シリーズのオヤジたちもクラブの場面でノリ良く出てくるので彼らとのやりとりの場面も面白いです。
マイフェアレディだ!
2024年3月20日
水壬先生のシリーズ1作目。大好きオヤジ様たちが出てくるようで嬉しい!人に頼ることをしないで生きてきた直十が若頭こと、廿楽の元で成長できるかを賭けることになり。今まで知らなかった教養分野を学ぶ事になっていきます。売れてないけど、役者に未練がある直十には無駄にならないはず。かわいい若い直十の世話を焼くうちに…なんてお決まりだけど、その過程が楽しいんですよね。イラストはカバーだけなのが残念です。
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