このレビューはネタバレを含みます▼
(はぁ、最高😩 )読者の数だけ楽しみ方があるんだろうなと感じた短編集でした。作者の言葉「ひとつひとつのお話を丁寧に、キャラクターを丹念に描く事を大切に…」それが全ての作品からめちゃくちゃ伝わってきました。メインキャラ達の表情、制服、モブの線までが綺麗でした。
1話、カラー作品。(豪華😄 )軍隊式エチなので誘い方も流れも軍隊式です。その制服からきっとあの時代がパラダイスの世界になった…そんな夢物語の短編集なんだろうなと…✨
2話、ユニフォーム攻×制服黒髪受。表紙から可愛いです。2人は同じ士官ですが、攻めはユニフォーム姿で他の隊員達と過ごし、受けは制服+デスクワークな所から内務が違うんだろうなと想像…ニヤけます。ザック(攻)がノア(受)を戦友以上に意識したあの瞬間、スイッチが入った擬音が堪らんです。(その音、どこの音?) その辺も作者が丁寧に描いてくれていて、短編なのに濃厚な物語。ザックの制服姿も最高でした。ノア、腰細すぎます😩(泣き顔も可愛い)
3話、首都陥落後からの士官3人の逃避行物語。攻中尉+攻少尉×受大尉(うぅ…良き😩)この階級の違いがどれだけ大事か…(乱れ方に差が出てきます)。さすが大尉、まとめ方が上手い!惚れ惚れでした。そしてよーく見てみると、3人とも最後まで白手袋を外していない!美しき士官達!(戦勝で階級が上がった組と士官学校卒組との違いなのかな?性癖?…萌😩)
4話、ファンタジー度が増した物語。シン先生が描く王子は綺麗でした。こちらの2人も最後まで白手袋を外していません😩 王子の番外編も見てみたい。
5話、冒頭の数ページが深いなと感動。(あれで生を甦らす…みたいな)副官×隊長のお話。負傷して戦場から戻ってきた隊長。副官ヴィクトールは隊長の秘書として付いている。ヴィクトールが軍服版スパダリみたいでかっこよく…と同時に隊長でも傷痍軍人だからと他の士官から揶揄われたりしている。そんな隊長の心のケアまでしている様にも感じたヴィクトールの愛に溢れた優しい接し方は、涙腺がかなり刺激されました😩
6話、はぁ。シン先生、好き。情報部隊を絡めた士官達のお話。何だかんだ階級があっても情報の得方を知っている側が1番強い+将軍の御出ましどーん、が最高でした😩(白手袋、受アレックスのみ最後まで。やっぱり士官出は外さない?)
番外編、上乗っても最高!