不埒なこじらせ～好きで、好きで、好きで～【特別版】
バーバラ片桐/小山田あみ
このレビューはネタバレを含みます▼
あとがきで、乳首責めは自分にとって欠かせない主食だと作者様が書いてらした。その言葉のとおり乳首責め盛りだくさんで、これでもかと乳首が出てくる。私は今まで漫画を読んでいると、乳首責めとまでいかなくてもさりげなく乳首はさわっててほしいなと思うことがあったのだが、ここまで乳首乳首してる作品を読むと、まあそこまで乳首乳首しなくてもよいかなと改めて気づいたものの、作者様の乳首に対する情熱はよく伝わってきて興味深かった。
お話は、受けも攻めも高校時代にお互い好意を抱いていたのに、その思いを伝えあうことがないまま（攻めはそもそも恋心を自覚していなかった）離れ、大人になって事件をきっかけに再会するも、お互い誤解してすれ違うという王道の私の好きな展開。警察（攻め）とホスト（受け）という設定で事件も起こるけど、事件の話自体は特にひねった展開もなく、警察ゆえの、とか、ホストゆえの、みたいな一歩踏み込んだ展開やセリフはないように感じた。あくまでこじらせ愛がメインの、むしろかわいい感じの話だった。そして小山田先生の超絶艶めかしい挿絵、すてきすぎる。（惑乱）
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