このレビューはネタバレを含みます▼
謎がなかなか解き明かされず、頭脳戦の駆け引きが拮抗して、騙されているのか、何を信じればいいのか、誰を信じていいのか・・・。
確かに面白いし続きが気になる作品です。
ですが、もろ手を挙げて賛美はできない感じです。
まず、主人公・ヒロイン・裁判官・弁護士、それぞれが自信たっぷりに持論を披露し、この考えは絶対だ!みたいな表現がある為、読者はソレに引っ張られます。そしてその事案について、違う真実が出てくると、各々が途端に自信のない自分自身に囚われていく・・・というパターンが連続してあります。謎を謎として読者に考察させない感じ、面白いのですが少し違和感を感じます。
コレがこの作品の趣向なのだったら、単に私が慣れていないから、だけかもしれませんが。
現在7巻まで。
真相を知りたい!