このレビューはネタバレを含みます▼
TVドラマ化ということでまとめて購入しました
過去と現在、和真視点と蓮視点が交錯しますが、混乱することなく読めました。同じシーンでも、それぞれこんな風に考えていたのか、こんな風に見えていたのかと感慨深いです（特に2人の初体験シーン、蓮は和馬に無理矢理させてごめんと勘違いしているのが切ないです。本当は両思いだったのにね）
蓮の過酷すぎる少年時代の回想部分は読んでいて苦しくなりますが、ちゃんとハッピーエンドが用意されています。
全ての過去を理解した上で和真が蓮に告白するシーンは特に圧巻、そこに挟まれる和馬母の回想シーンもドラマのようでした。ドラマ化されるのも納得の重厚でドラマティックなストーリーです。
伏線回収もお見事でした。最後の1ページ1コマまでとても丁寧に描かれて何度も読み返しています。紙書籍でも購入して保管したいと思います。
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