初恋のゆくえ
」のレビュー

初恋のゆくえ

西門/街子マドカ

初読みの作家さん

ネタバレ
2023年6月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 文体は読みやすくて上手くまとめてらっしゃるな、って印象。作品については、簡潔に言えば初恋→すれ違い→再会っていうストーリーなんですけど、まぁ、お互い若かった故の失敗と言うか。
直樹は感情的になりすぎて大輔の話をちゃんと聞かなかったのが悪いし、大輔もちゃんと自分の考えを話せば良かった。
それにしても10年は長くないかね?
途中、誤解を解く機会は幾らでもあっただろう。
まぁ、それでも大輔のほうが大人だったかな。
直樹は意地っ張りで寂しがり屋で甘えったれだから、大輔との別れが辛すぎて色んな男と寝てみたりしちゃうし、セ○レまでいる。個人的にはそこがちょっと嫌だったけど人間の生々しい弱さが感じられて良かった?のかな?セフ○の水野さんは直樹に真剣だっただけにちょっと可哀想だ。直樹が不誠実で。
直樹のウジウジした身勝手さが好み分かれるところかなぁ。素直なところもあるんだけど。ちゃんと謝れたりお礼言えたりすぐ泣いちゃうし。そういうところが大輔は可愛く思うんだろう。
個人的に直樹にちょっとモヤってしまったので☆4
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