怪獣自衛隊
」のレビュー

怪獣自衛隊

井上淳哉/白土晴一

ご都合主義な点もあるけど読み応えあり

2023年6月19日
シン・ゴジラや仮面ライダークウガなど、本当に現実に怪獣が出現した場合どうなるというのがコンセプトにあると思います。
自衛隊、警察、国、地方、在日米軍と縦割り行政の弊害と縄張り争い、そしてそれらを乗り越えての共闘。
怪獣もただデカい生物というわけではなく、生物として捕食者としての恐怖の演出もしっかりしているので読み応えがあります。
創作物なのでご都合主義はわかりますが、余りにも主人公の周りの人間関係が出来過ぎなのは(幼馴染の祖父で親しくしていた大人が総理大臣になったり、合コン相手の父親が都知事だったり)、さすがに気になりました。
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