執事は華麗で淫らな嘘をつく【コミックス版】
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執事は華麗で淫らな嘘をつく【コミックス版】

飴屋じゃこ

ミステリー風味、主軸はえっち

ネタバレ
2023年6月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大金持ちの隠し財産を狙うために執事として潜り込んだ詐欺師とターゲットのお坊っちゃま。
果たして隠し財産はあるのか、素性はバレないか、というサスペンス味と、お坊っちゃまとのエロいあれこれの二本立てのストーリーです。
とにかく絵が美しい。キャラのお顔が端正で美青年だし、お金持ちの家の調度や雰囲気や執事姿などこのシチュエーションを描くのに充分な画力で隅々まで楽しめます。
そしてもちろん身体を描くのも美しいのでどんな絡みもどの角度も違和感なく描かれています。
この作者さんの力の入れどころはこのエチシーンだというのが如実にページ数にも出てると思います。これでもかというくらいにコマを重ねページを連ねます。(個人的には多いと思いましたが無駄に不要とまでは思いません、美しいので)
喘ぎ文字が苦手なのでそこは煩いなと思いましたが、気にならない方なら堪能できると思います。


あ、サスペンスの方は大したこと無かったです(笑)。
ハッピーエンドになりましたが、お坊っちゃま側の騙し返しがあるかなとか、詐欺師側はそれで大丈夫なのかな?黙ったままってことはないよね?とどんでん返しを心配していましたが無かったです。
それになにより、お坊っちゃまは前の執事とのこともあるので心変わりしないか浮気しないか心配です。
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