無能と追放された侯爵令嬢、聖女の力に目覚めました
」のレビュー

無能と追放された侯爵令嬢、聖女の力に目覚めました

ゆうき/しんいし智歩

子供向け

ネタバレ
2023年6月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ セリフがやたら説明口調だったり、擬音語をセリフに入れてたり……書き方が子供向けだと感じました。「ほっぺをつねってみよう」と言って頬を抓る…「んしょっ、んしょっ!」と言いながら物を運ぶ……「えいっ!えいっ!」と言いながら箒を振り回す……ヒロイン視点で書いているんだからわざわざセリフの中に入れなくても良いのでは?ヒロインの幼さを表現するためかもしれませんが、こんなセリフがくど過ぎて流し読みしてしまいました。ヒロインの幼少期が出てくる作品は他にも沢山読んでますが、この作品のヒロインはうんざりするほどこうした台詞が多々あっておなかいっぱいになりました。また、ざまぁ部分ですが、ヒロインにとっての毒家族は「多分生きてないんじゃね?」と想像させる描写で終わり。ヒーローにとっての毒家族はざまぁされてません。終わりもまだ続きそうな終わり方。これで完結なら所謂『俺たちの旅はこれからだ!』な終わり方ですかね。

以上の点を気にせず楽しめる方には面白い作品かと思いますが、私には合いませんでした。
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