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今月(4月1日~4月30日)
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いつの間にかハピエン2025年1月16日冷遇されて我慢の限界を超えたヒロインが吹っ切れたように逞しくなって、権力者(ヒーロー)を使いながら自分を冷遇した実家や元義実家に容赦ない制裁を加えるお話。本編読んでると、ヒーローはヒロインを疎んじてはいないものの恋情は無いように感じるのですが……どうやらいつの間にか好きになってたようです。分かりにくい。そしてヒロインが受けた仕打ちを思えばざまぁが温く感じてしまいました。
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先が読めるミステリー風味2025年1月16日悪役令嬢ものは読み漁っているためか、先は読めました。その通りの結果でした。ヒロイン不在で進む物語は他にも思い浮かびますが、そちらは本当に悪役令嬢モノのざまぁ展開に主軸があります。対してこのお話はざまぁ展開よりも犯人当てに主軸を置いたミステリーだな、と。本格推理小説とは比較にもならない、すぐに犯人は推測出来るレベルなのでミステリー『風味』と呼びました、すみません。まぁ悪役は報いを受けるのでざまぁ要素もあると言えばあるかなー。ヒロインに対して何かしらの害を与えた人たちは全員何らかの報いを受けています。聡明なヒロインによる敵討ちがメインなのでヒーローとの恋愛要素は番外編でしか書かれていません。甘い物語が好きな方や本格推理ものが好きな方は物足りなく感じると思いますが、そうでなければ楽しめると思います。
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スズメの子と影武者騎士 ~一途な幼馴染は不憫令嬢を絶対に逃がさない!~
終盤駆け足気味2025年1月15日TLらしく?ヒロインとヒーローが両思いになった途端にことある事にTL描写が出てきます。ざまぁは薄いかな……。ヒロインがされてきたことのわりに温く感じるかもしれません。異母妹は、あれは改心なのか?異母妹を取り巻く環境に影響されやすいにしても影響され過ぎでは?と思うくらいに、『テンプレな悪役』から『我儘も可愛い』くらいになってます。値段相応の長さですし、それなら駆け足気味なのも仕方ないのかな?この作品はTLシーンを楽しみたい方向けだと思います。いいね
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すみません。主人公にイラッとしました。2025年1月4日言うところはビシッと言うけど基本無自覚天然……な主人公設定のようです。ここぞって時に言いたいことを言えるところはスッキリするのですが、普段の天然ぶりが、もう……すみません、イラッとしました。『僕だってビシッと言えるんだ!』とアピールは良いのですが、『言うぞ……言うぞ……ビシッと言ってやるぞ!』とあざとすぎる決意とか幼児にしか思えず、また自分の笑顔に周りが見惚れてるのを『どうしたのかな?具合が悪いのかな?お水あげよう』という、無自覚天然キャラにお約束なエピソードもおなかいっぱいで……。途中からは飛ばし読みしてしまいました。続きはあるようですが、購入は無しかな。
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悪役令嬢ルートから解放されました! ~ゲームは終わったので、ヒロインには退場してもらいましょうか~
続きそう。2024年12月24日ヒロインは悪役令嬢ポジションだけど、別に悪いことや誤解を受けることは何もしてないみたいです。ただただ、格下の令嬢に「王子様の婚約者」の座を奪われただけ。格下令嬢と王子様が結婚したところからストーリーが始まります。色んな立場の人視点で読めたのは分かりやすくて良かったです。ヒロインやその家族を軽んじ踏みにじる行動をしてきた人達には総じて付けが回ってきているようで、それが「ざまぁ」とも言えるかな。他の悪役令嬢モノのように、分かりやすい悪人はいないので、温く感じる人はいるかもです。終わり方はキリが良いですが、続きがありそうな終わり方ですね。明らかになっていない部分もありますし、ヒロインにヒーローはまだ出てきていないので……。これで終わりなら、「この先ヒロインは幸せになるだろう」と思わせるだけの、ふんわりした終わり方かな。 -
ヒーローとのハピエン好きには不向き2024年12月23日よくある『悪役に虐げられていたヒロインがハイスペイケメンヒーローと出会って結ばれてハッピーエンド!悪役にはざまぁ!』という展開の短篇はひとつも無いです。中にはバッドエンドな話もありますが……多くは『ヒーローと結ばれるエンドでは無いけどヒロインにとってはきっとハッピーエンド』という印象を受けました。ヒロインの不幸描写が長かったり過激だったりすると読んでいて辛いので、基本的にストレスフリーなハピエンが私は好きですが、たまにはこういうのも良いなと思います。短編だったから読めたのかも。あとは悪役がきちんとざまぁされているのでそこはモヤモヤも少なくて済んだかな。だけど『可哀想なヒロインがヒーローに愛されてハッピーエンド』な展開が好きな方には不向きな作品です。
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これで満足しましたか?~騙された聖女は好きな人も仲間も全部捨てたのに王子が追ってくる
数多ある異世界転生モノへのアンチテーゼ2024年11月25日内容が重い。悪役令嬢モノとか聖女とか勇者とか……そんな異世界転生ものって割と普通に異世界を受け入れたり、元の世界への未練を早々に絶ったりと……苦労しつつもやっぱり楽しむ描写が多く感じますが、このお話はそういう作品へのアンチテーゼみたいに思いました。ヒロインの願いはとにかく元の世界に帰ることで、召喚された異世界での生活を受け入れることも慣れることも周囲の人々と仲良くなることもそうそうありません。でも『そうだよね』と思いました。それまでの常識が全く通じない世界で命懸けの任務をしろとか無理だ。仕返しどころじゃない復讐をしたくなるのも自然な感情。ただヒーローはとても男らしくてカッコよく思いました。あとは個人的にミザリーのざまぁがぬるく感じていたので、彼女の転生先での境遇に少しスカッとしました。 -
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盛り上がりに欠ける2024年10月3日悪役令嬢ポジのヒロインが破滅回避のためにタイトル通り追放前に国を出てそこで第二の人生を歩むお話。なんですが……ものすっごいあっさり改心してます。父親は元不倫相手とその子供に首ったけなせいで孤独からの癇癪で我儘放題だったヒロインなのに国を出た途端に前向きに明るく暮らし始めてます。そしてその後はヒロインがいかに楽しい毎日を送っているかがダラダラと書かれていて、実父や継母、異母妹に会っても修羅場展開にならず……。盛り上がりに欠けるなぁと思いました。異母妹はよくある悪役ではなく、普通の女の子でしたし……。少しモヤっとしたのは、継母かなー。いわばヒロインの実母を傷付けヒロインから父親を奪った挙句略奪婚に成功して幸せに暮らしている立場なんですよね。悪人ではなさそうだけと後ろ指をさされて然るべき立場。実父のようにヒロインに対して謝罪くらいしても良いのでは?と感じました。
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悪女のレッテルを貼られた追放令嬢ですが、最恐陛下の溺愛に捕まりました
令嬢ではない。2024年9月28日タイトル、どうして『令嬢』にしたのかな?語感が良いから?『令嬢』って未婚の貴族女性って意味だよね?ヒロインは美人で優秀な平民です。貴族ではないです。そして悪役の女の子もお金持ちではあるけど貴族ではないっぽい。また貴族じゃない平民の女の子が国王と結婚出来る?愛し合っているとはいえ、身分差があり過ぎない?シンデレラストーリーにも程があるのでは?シンデレラでさえ貴族だよ。…………と、突っ込みはありますが、最大のつっこみどころは、王族どころか貴族でもないのに国外追放なんて言い渡せるのか?という点です。悪役は街の権力者ではあるけど王族じゃないし。
……まぁ、これらの点を一切合切気にしなければ楽しく読めると思います。いいね
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繋がりのある短編集のようなもの2024年8月15日まず転生ヒロインによるざまぁがさくっと終わります。その後、ヒロインとヒーローの治める国のあちこちでざまぁがヒロイン介入の元さくっと始まってさくっと終わり、ハッピーエンド、めでたしめでたし。そんなお話。……ざまぁとご都合主義とヒロインチートがどの短編にもベースにあって、その上で勇者ものや聖女もの、悪役令嬢もの、シンデレラストーリー、獣人、魔法要素がそれぞれある感じですかね。盛り沢山過ぎてとっちらかってる印象も強かったです。ヒロインの国、転生者多すぎでは……?とりあえず、詰め込み過ぎてそれぞれの短編の内容が薄くなってる感も否めないので……しっかりと読み込みたい方には不向きかなと感じました。
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目の前の惨劇で前世を思い出したけど、あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいです。
理解するには医療看護知識が必要2024年8月15日看護の専門知識がないと理解出来ない部分が多いです。『ラノベで医療や看護を勉強しましょう』って印象。というか本当に頭が良い人や本物のベテランはわざわざ質問されなくても最初から素人が分かりやすい言葉で教えるもの、と個人的に思っているので、ここのヒロインは『素人相手に得意げに知識を披露しているイタイ新人看護師』としか思えません。最後のページに用語解説が載っていますが、解説してくれるならその用語が出た場所で解説してほしい……。そしてヒロインとヒーローのラブ要素はゼロ。ヒロインのお仕事ストーリーですかね……。ひたすら看護活動師をしただけで1巻が終わりました。ヒーローだろう夫は最早モブ。あれ?寧ろ夫はヒーローじゃないのか?ヒーローポジションは誰?あと挿絵ですが……バランスが悪いです。ヒロインが子供にしか見えない。それ以前に腕の長さと顔の長さが同じって……!今後どうなるかは読めるような読めないような、ですが……購入は無いかな…。 -
完結?好みは別れそう。2024年7月29日悪役はヒーローにより退場させられキリよく終わってますが、完結……?続くと言われてもおかしくない終わり方です。無関心だったヒーローはヒロインを好きになってるのが分かるけど、元々現実の男に興味を持たないヒロインはまだまだ鈍感。ヒーローを好きになりかけてるけど自分の気持ちに気付いてなさそうです。転生ものって、心の中が現代っ子でも表向きはその立場と時代に見合った言動をするヒロインが大半ですが、ここのヒロインははばかること無く口調も行動も転生前のオタクで、そんなヒロインを周りは普通に受け入れてる……そんなご都合主義要素を感じました。
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愛されたことのない灰色令嬢は、雷公爵の花嫁になりました~女嫌いの旦那様に愛され、真の力を開花させ幸せになるまで~【電子限定SS付き】
ヒロインがちやほやされるための物語。2024年7月12日よくある話。不遇のヒロインがヒーローに助け出されて隠れていたチート能力を発揮して、ついでに『実はヒロインちゃんは偉大な人でした!』と発覚してヒーローとハッピーエンド。……よくある設定のよくある話です。テンプレストーリーと言うだけで避けることはしませんが……これは流石にヒロインに都合が良すぎる王道展開で、ヒロインが良い子ちゃんすぎておなかいっぱいになりました。ヒーローの母親に助け出された下りは良かったのですが、ヒーローが素っ気なかったのって第一声だけですし、二度目まして以降は完全にヒロインの味方になってるし……女嫌いの冷徹設定どこいった?しかも助け出されて早々にヒロインはチート能力の片鱗を見せ、最終的に1人で国を救う域に行ってるし……ヒロインのやること全てが上手くいって周りから神様扱いされるレベルで感謝され敬われ……。すみません、良い子ちゃんヒロインと、チート設定が苦手なので受け付けませんでした。いいね
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続くのか微妙2024年7月11日ヒロインとヒーローはハッピーエンドを迎え、元婚約者と浮気相手、そしてヒロインを虐げていた母親は一応のざまぁを迎えます。家から追放しました、だけでその先が分からないので、温くも感じますが。そしてヒロインを直接虐げてはいませんが、物語上の悪役が捕らえられはしたものの余裕綽々な様子で伏線ぽい発言をしたまま……。あとがきで作者さんも書いていますが、謎人間のままです。なのでこれで完結なら回収出来てない伏線がちらほらあるし……続くならどう続くの?と。区切りは良いのでこれで完結と思っても支障はないですが、全てスッキリさせて終わりたい方にはモヤモヤかなぁと思います。
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私のことはどうぞお気遣いなく、これまで通りにお過ごしください。
ざまぁ好きには不向き2024年6月26日最大の悪役は断罪されても反省せず開き直り、かといって苦しんだり後悔したりなんて描写もなくさらっと処刑されて終わるので……ざまぁ好きな方は物足りなく感じるかもしれません。同情の余地など無い、なんならサイコパスかってくらいに自身の野望のためには人の命などどうでもいいと言わんばかりの所業なので……それ相応に苦しんだり惨めな思いをしたりなどの報いを受けて欲しかったな、と思います。受けたのだろうけど、その描写が欲しかった……!ざまぁよりも、冷遇された挙句に追いやられたヒロインが成長して幸せになるお話に重きを置いています。いいね
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刺激好きやざまぁ好きには不向き2024年6月22日ざまぁよりもヒロインが幸せになる過程に重きを置いたお話だと思います。ハラハラドキドキ感や、勧善懲悪のスッキリざまぁを求める人は物足りなさを感じると思います。悪役がまさかの人だった以外は展開も読めました。悪役かなと思われた義姉は割と普通の人です。こういう話にあるヒロインヒーローのような善人とも言い難いですが、かといって断罪されるような悪役にも思いません。義姉の立場に立ってみれば、毎回毎回高額な治療費を払う割に具体的に治療してる様子もなく回復している様子もない状態にイラつくのも分からなくは無い……。途中で出てきたイケメンは当て馬だろうなと思ってたら本当に当て馬でしたね。ちょっと他の女性と違う反応をされただけで好きになるとかチョロすぎでは?とは思いましたが、当て馬ならうん、仕方ない笑
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壮大な復讐物語2024年6月22日一気に読みました。婚約破棄されたお嬢様が素敵なヒーローと出会って幸せになるお話は添え物程度で、メインはクズ王太子と性悪男爵令嬢が住まう王宮で彼らを取り巻く環境のあれこれです。しかしそれらはとある人の人生をかけた壮大な復讐物語であり、悪役たちは漏れなく悲惨な末路を辿ります。まぁ、悪王妃の祖国に住む国民たちは悪役ではなくとばっちりを食った被害者とも言えますが……他国の国民に構うよりも自身の復讐を果たす方が遥かに重要だったようです。視点があれこれ変わりますが、通常ならこんがらがったり不要に思ったりするのですが、色んな視点だからこそ面白かった。壮大な復讐物語を300ページ超に上手く収めていると思いました。
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王女はあなたの破滅をご所望です~私のお嬢様を可愛がってくれたので、しっかり御礼をしなければなりませんね~【極上の大逆転シリーズ】【電子限定SS付き】
暴走機関車みたいなヒロイン2024年6月20日ヒーローが言う通り、突っ走ったら止まらない暴走機関車のようなヒロインです。敬愛するお嬢様のため、そして正義感から、婚約者を心配させて振り回して悪に立ち向かいます。頭は良いのでしょうが、それよりも猪突猛進さや暴走機関車的な面を強く感じたので、がちゃがちゃうるさい印象を受けました。危険だと分かってて「私は大丈夫よ」と根拠のない言葉で危険に首突っ込んでいく……婚約者をどこまでも心配させようが、自覚はしても改善はしない、そういうヒロインはあまり好みではないので低評価にしましたが、暴走機関車なヒロインをヒーローは「元気」の一言で片付けて惚れているので……好みな人には好みなのかも。 -
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お飾り妻も悪だくみもごめんなので、計画的に追放してさしあげます~孤高の令嬢は裏切り者にサヨナラを告げて最愛の騎士と幸せを築く~
値段の割に短い。2024年6月17日ざまぁ2本立てですが、それらはさっさと終わらせてヒーローとヒロインのラブ要素メインです。171ぺーと短いのでどうしても駆け足感が否めませんが、楽しかったです。ざまぁされた悪役たちの中で改心したのは元婚約者だけ。別人なくらいに改心してるっぽい。浮気相手とか意地悪同僚とか……その辺のその後をもう少し読みたかったなと思いました。いいね
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本当に怒涛の勢い2024年6月15日あらすじを読んで、ヒロインとヒーロー、何歳差?!ショタコン……?と最初はひやひやしましたが、5歳差。引くほど離れてなくて良かった笑。そして助けられた強大はほんとうに努力してる力をつけて怒涛の勢いで恩返します。タイトル通り。後半でドドーっと進むので急展開に感じる方はいるかもしれません。これはざまぁよりもヒロインとヒーローのハッピーエンドをメインにしたお話ですね。そして義理の姉弟だからかもしれませんが、ヒロインの王太子への言動が親しすぎる……。ヒロイン、平民だよね?お金持ちだけど平民だよね??そこが少しだけ引っかかりましたが、総じて面白かったです。妹と王太子の物語も読みたいなと思いました。
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子供向けの少女漫画2024年6月15日カテゴリーは女性漫画のようですが、子供向けな少女漫画に感じました。好みのもてなしを1回されただけでほとんど会話もしていないのに惚れる王様、チョロすぎでは?惚れて以降はヒロインがやることなすことに惚れ直している。ヒロインもヒロインで、田舎の貧乏人領主の妹という設定通り逞し過ぎるけれどヒーローから笑いかけられただけで『ドキッ!』って。社交もし慣れていないだろうに「ありのままの私でいけば良いわ」と妙に堂々としていてヒーロー側の人間たちにもれなく肯定的に受け取られている。あまりにもチョロいヒーローとヒロイン、そしてご都合主義要素盛り沢山なので3巻で読むの辞めました。
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つづきます。2024年6月12日両親からはネグレクト、使用人たちからはイジメを受けて育ったお姫様が敵国で幸せになるお話。簡単に言えばそんなお話です。ヒロインの家族に悪意は全くないんですよね。平等に接しているつもりが関心を寄せてなくて、仕事にかまけてヒロインのことを全く見てなかった結果、誰かが流した悪評を信じ込んでしまう。育った環境のせいで自己肯定感ゼロで卑下してばかりのヒロインは嫁ぎ先でゆっくりと心を癒して幸せになりましたが、まだ伏線はあるようで。ヒーローとヒロインは気持ちを通じ合わせて結ばれたのだけど……これは着地点はどこかなと思いました。ヒロインとヒーローのハッピーエンドが読めたら良い、という方は1巻だけで十分だと思います。
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「姉のスペア」と呼ばれた身代わり人生は、今日でやめることにします~辺境で自由を満喫中なので、今さら真の聖女と言われても知りません!~【電子限定SS付き】
よくある設定によくある内容2024年6月9日ざまぁモノや聖女モノを読み慣れている方にはよくある話に感じると思います。ヒロインが嵌められて辺境に追放され、そこでゆっくり受け入れられて大きな力に覚醒して、ヒーローと共に悪役たちを断罪するという……本当によくある話。姉の方はざまぁからの改心ルートのようですが、もう1人の悪役は転落コースを歩んで尚反省無しという、救いようがありません。この手のジャンルはたくさん読んでいるのでこの評価になりましたが、このジャンルに手を出したばかりの方には楽しく読めると思います。いいね
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側妃になったけど、別に愛さなくていいですよ? ~他力本願な妃はぐーたらライフを送りたい~
ラブラブ好きには物足りない内容2024年5月28日ヒーローに溺愛されるヒロインや、ヒロインとヒーローが障害を乗り越えてラブラブハッピーエンド!がお好きな方には物足りないと思います。ヒーローが女性として好きなのはヒロインただ1人だけど、立場上他の女性と子供を作るしできた子供のためにヒロインではない女性を慈しんで父親になろうとするしヒロインには別の男性との結婚を勧めるので……ヒーローは私情(ヒロインへの愛)よりも子供や国のために自分の立場を重んじる人と思いました。なので私個人的にはヒーローを悪くは思いません。でもよくある溺愛モノがお好きな方にはあまり好まれない内容です。あっ、ちゃんと最後はヒーローとヒロインが結ばれます! -
悪役令嬢に転生したので、すべて無視することにしたのですが……?
続きがありそう2024年5月27日解決していない謎もあちこちあるので、これで完結ではないと思います。が……今のところ可もなく不可もなくという感じです。悪役らしい悪役がまだいないので。ゲームヒロインがお約束通り悪役なのかなと思いましたが、その子もその子で訳ありっぽいし……。婚約者もよくあるクズキャラでも無さそう……ヘタレな部分はあるけども。ヒロインは…面倒臭がりといいつつ、守られるキャラは嫌といわんばかりにトラブルに突っ込んでいってるイメージ。ヒロインとヒーローはまだまだ、ほんの少し好感を抱いたかな、という段階です。なんだか長くなりそう。つまらないとは言わないけれど続きが楽しみとも思いません。 -
仲良し家族はまだまだ先2024年5月16日誕生日プレゼントに人間を用意する義父とそれを普通に受け取る義弟、そんな2人の反応を受け入れるヒロイン、と……なかなか特殊な設定ですね。高貴な血筋かも?と思わせる孤児ヒロインは本当に美少女で可愛いです。が……仲良し家族はまだまだ先かな、と思います。1巻の最後でね、家族皆でお鍋をしたけど……義父は愛妻がいるから参加したような雰囲気だし義母も知り合ったばかりのヒロインと心から歩み寄れてはいない雰囲気。義弟もまだどことなく打ち解けてない雰囲気なので……ヒロインが義理家族から愛されるのはまだまだ先かな。名前のあるキャラで今のところヒロインに好意的なのは僅かな使用人だけ。オマケで義弟と義母。さっくり愛されヒロインを求める方にはオススメしません。
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よくいるヒロインと新しいヒーロー2024年4月12日ヒロインはよくある設定です。悪女のフリをさせられている健気で可愛いヒロイン。ですがヒーローが少し新しい?あまり見ない性格に感じました。王道な王子様系とか、クールだったり知的だったりと分かれていても、『女性の扱いに長けている紳士』というのは共通設定ですが、ここのヒーローは少し違います。クールな見た目なのに脳筋というか笑。あとざまぁはしっかりあります。ヒロインを虐げていた異母妹、継母、実父だけでなく使用人たちまで悪役は全員結構なざまぁ展開を迎えています。あとがきによると、ヒーローの妹がヒロインの本も出るそうで……覚えていたらそちらも買いたいかな。
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優しい物語2024年2月7日三度目の人生がメインですが、一度目の人生と二度目の人生どちらもしっかり書かれています。そのおかげで三度目の人生を読む時は色んな人の視点が分かるので読みやすい。そして主人公が三度目の人生でもどこかポンコツで、でも周りに慕われ愛される。「主人公はヒロインと結ばれましためでたしめでたし」で終わらず主人公夫婦が死ぬまで描かれていて、読後感はとても優しい気持ちになりました。ざまぁ要素は一度目の人生の時のみ。その後はほわほわと暖かくで優しい物語です。
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余命僅かの悪役令息に転生したけど、攻略対象者達が何やら離してくれない
ブラコン。2024年2月4日BLとカテゴライズされてますが、主人公がまだ幼児だからか?BLではなくイケメン兄たちにひたすら溺愛されるブラコンストーリーという印象です。だけど主人公が前世をちょくちょく回想するので、不遇過ぎる前世がいたましすぎて辛い。前世の毒家族が何かしらのざまぁされてたら良いのにとすら思います笑。続くのかな?まだ主人公と家族のあれこれしかないので、続きそうです。いいね
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ざまぁ無し。二部構成。BLエロあり。2024年2月4日「鼻を明かした」という意味では、ざまぁありだと思いますが、個人的にはざまぁ無しだな、と思ったので。主人公が悪役令息として動いて主人公にとって満足のいく結果を得るまでと、逃亡して訪れた先での一波乱の二部構成になってます。一部での番外編として元婚約者の浮気相手視点の話が少しあったのは良かったです。でないと「結局どうなんだ?」となっていたので……。
まだ完結とするには回収出来ていない伏線があるので、きっと続くでしょう。BLは好きでも嫌いでもありませんが表紙絵が綺麗だったので購入。ガッツリBLエロ有りの世界で女性キャラが全くと言って良いほど出てこないです。 -
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目覚めたら悪役令嬢でした!?~平凡だけど見せてやります大人力~
大人……力……?2024年1月6日ヒロインの言動のどこに『大人』要素が?と首を捻るほど、わちゃわちゃうるさいヒロインでした…。10も年下のはずの高校生たちの方が余程……と。人生経験の差だろうなと思える描写もありましたが、やはり言うほど『大人』ではないヒロインです。大学生、せめて20代前半なら、この落ち着きのないハチャメチャヒロインでも受け入れられましたが、27でこれは……。あと絵は私の感覚では拙く感じました。いいね
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切ない……2024年1月5日序盤で諦めず最後まで読んでください。余韻に浸りたい切なさがぐっっ!と来ます。それに着きます。あと、ミステリーサスペンスとカテゴライズされてますし私もそう思って購入したくちですが、事件とか探偵とか犯人とかそういう系ではありません。謎解き要素があるという意味ではミステリーかもしれませんが、私の感覚では切ないファンタジーという印象が強かったです。
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貴族だよね?2023年12月26日ヒロインは貴族で、幼いながらも人妻だよね?なのにその髪型?!そのドレス?!と思うところがちらほら。オシャレしてそれ?!普段の髪型の方が余程貴族のお嬢様に見える。まぁ……『奥様』ではなく『まだまだお子ちゃま!』って印象を全面に出すためなら成功です(笑)幼妻どころか完全にお子ちゃまな見た目のヒロインなので、確かに可愛いは可愛いですけどね……。
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いや、本当に可愛い恋!2023年12月26日とっくに学生ではなくなった私からすればもう2人とも可愛いです。タイトル通り、本当に可愛い恋。地雷系っていうんですかね。女の子の洋服が細部まで描かれていて可愛い。次々変わる可愛いお洋服も楽しめます。可愛い2人に可愛いお話にピッタリな可愛い絵柄。
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子供向けの絵2023年11月19日1巻をクーポン使えたのでそれで読みましたが……良くも悪くも可愛い子供向けの絵です。そしてストーリーは悪役令嬢に転生したヒロインが婚約破棄目指して生活しながら無自覚に攻略対象を片っ端から魅了していくお話。他レビューによると終わり方は少し違うみたいですが、絵が好みでなかったので「もういいかな」と思いました。それに攻略対象全員ちょろすぎないか?と思うくらいほいほい落ちていくので……ヒロインがひたすら不遇なのも読んでいてキツいけど、あっさり逆ハーぽくなるのもつまらないです。2巻も読んだら違う印象を持つかもしれませんが、お金払ってまでそこに賭ける程の興味はありません。
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嫌われ者の悪役令息に転生したのに、なぜか周りが放っておいてくれない
続きます。ハーレムかな……2023年7月6日デブスの嫌われ者に転生後、ダイエットして美形になり、性格も転生で変わり、周りの美形な異性キャラから好意を向けられるのもお約束ですが……なるほど、主人公が男になるとこうなるのか、を地で行くお話です。メイドのはずなのに主人である主人公に馴れ馴れしく扱いが雑。公爵家令息とはいえ王族に対してフランク過ぎる……。そんな違和感を気にせず読める方なら楽しめると思います。絵は美麗ではなく可愛い系なので、設定年齢より幼く見えます。いいね
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転生した男爵令嬢は、国王陛下の28人目の婚約者に選ばれました 陛下、今度の人生は溺愛されたいです【特典SS付き】
王道過ぎて直ぐに先が読めます2023年7月2日前半のヒロインは好きになれませんでした。王妃にはなりたくない、でもこのまま破棄されると困る……じゃあどうしてほしいんだ、と突っ込みました。自分が男爵令嬢で身の程を弁えているみたいな描写がありますが、いやいや、矛盾した要求を国王にしてる時点でかなり我儘娘な印象なんだけど笑。前前世の皇妃だった記憶が強いのか、他の令嬢に対するヒロインの心の声が物凄く尊大に感じて……。身分差を気にせず言いたいことを言う、よくいるゲームヒロインみたいなヒロイン。ヒーローは前前世の記憶に引っ張られて切なく哀しい背景が大きく感じました。
後書きを読むと、これ、続きが出そうな感じですね。想いが通じあった2人に問題が降りかかる展開でしょうか。もう私の中では完結したので多分出ても読まないかなー。いいね
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断罪回避のため結婚を破談にしたいのに断罪した張本人(夫)が私を離してくれません!~死に戻り令嬢の奮闘記~
全129ページ、挿絵無し2023年6月30日挿絵が無くてこのページ数でこのお値段……ちょっとお高めでは?と思いました。短いのでさくっと読めます。あっさりし過ぎているようにも感じますが、それはページ数を考えると仕方なしかな。ヒロインの逆行の理由も最後に判明し、逆行前のヒーローや使用人たちがヒロインを冷遇していたのも全て黒幕の仕業だったと判明。……良いんですけど…黒幕は別にヒロインを陥れなくても権力使えばヒーローを手に入れられたんじゃ…。薬漬けにしてでもヒーローが欲しい!というくらい狂ってるなら権力使うのも躊躇い無いでしょ。あ、ヒーローが愛するヒロインが生きてるのが許せない系かな?そしてヒロインは作中で自分でも言ってますが貴族らしくない貴族です。平民からタメ口で話されても気さくに笑い返します。安全な場所で誰かに守って貰うのではなく、自分で解決すべく困難に首突っ込んで敵にも啖呵をきる、超行動派なヒロインなので、お淑やかで上品なな楚々としたヒロインがお好きな方には向いてないかも。 -
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不貞の子は父に売られた嫁ぎ先の成り上がり男爵に真価を見いだされる
スッキリとはしない2023年6月20日ヒーローがヒロインに冷たいわけじゃないしタイトル通り溺愛だし、ヒロインを冷遇していた元家族はざまぁされたしで、ハッピーエンドなのは間違いないんだけど……伏線というかはっきりしない部分がはっきりしないまま終わってるので、スッキリとはしません。他レビューによるとwebまで見に行けばあるとか?……それなりの値段ですし、全て書籍に入れてくれたらな、と思いました。webまで誘導させる文があるわけではないので、これは本当に、読者に想像させる書き方なんでしょうね。私は曖昧で終わらせるよりもはっきり解決させたいので、そこがモヤりました。挿絵は綺麗だしストーリーも楽しかったので勿体ない。 -
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結局どうしたいのか分からない2023年6月17日少し前にあちこちで見た、オネエが転生するパターン。聖女あり、悪女あり、前世知識チートあり、推理あり。ざまぁはなく、ヒロインが誰かとくっつくこともなく。……とりあえず前世オネエだったヒロインが周りを振り回しながらも自分の好きなように好き勝手に生きている話?かな?前世知識使って次々と革新的なものを生み出すヒロインを『凄いです!』だけで終わらせる周囲はある意味ヒロインよりもすごい人たちだと思う笑。『その知識はどこから?』『神様です』が通じるんだからもう笑。世界観は、中世フランスを基盤にご都合主義を入れた印象で、挿絵もやはり中世フランスっぽくて可愛いです。が……私の読み込みが未熟なのかもしれませんが、よく分からない中途半端な印象でした。
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一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる(コミック)
ハーレム好きにおすすめ2023年6月14日出だしはありふれたシナリオです。役立たずと追放された主人公が実は最強でした、ってパターン。無自覚最強チート主人公が気ままにやっていき、主人公を追い出したパーティーは落ちぶれる。ざまぁ要素もありますが、それよりハーレム要素が強い。自分を助けてくれた主人公に好意を持つ女キャラたちが沢山います。よくある巨乳美女ばかりかと思いきやロリっ子もいると。男勝り、天真爛漫、クール、ツンデレ……多種多様な女の子たちが出てきてこれからどこまで増えるのやら。面白くないわけじゃありませんが、ハーレムは少し苦手。1人くらい主人公の周りに男キャラがいても良くない?種族のトップを全員女にするんじゃなくて1人くらい男にするとか。一応2巻で一区切りはつきました(勿論これで完結ではありませんが)。この先の購入はどうしようか考えます。このままハーレム要素が強くなれば買わないかな。 -
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婚約破棄された公爵令嬢は冷徹国王の溺愛を信じない【電子限定SS付き】
チョロイン。2023年6月7日「信じない、期待しない」と言いつつ、そう振る舞いつつ、それでもヒーローのちょっとしたことにドキドキときめくチョロいヒロイン……チョロインです。そしてヒーローも噂を信じて冷たい……というよりかは拒絶も歓迎もせず様子見といった印象。どちらかというとヒーローの側近?の方がヒロインに手厳しく意地悪で、ヒロインを認めるまで時間がかかってます。ヒーローのそばに居るライバルポジション的な令嬢とその親とか、元婚約者やヒロインの父兄とか……そこそこな数の悪役がいますが、全員それなりの末路を迎えているのですっきりとはしました。どうやら続くようですが、……え、寧ろどう続くの?ヒロインとヒーローが結ばれて悪役全員懲らしめられてハッピーエンド。……なんだかもう1巻でキリよく満足したので続きは買わないかな。 -
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共依存なバカップルと取り巻きたち2023年6月4日惰性で4巻まで買ってしまいました。1巻はヒロインの不遇時代のストーリー。痛くてグロくて辛いです。悪役は皆ざまぁされますが……。2巻は幼女なヒロインがヒーローや新しい家族や優しい使用人にひたすら甘やかされチヤホヤされるストーリー。3巻で漸く、ゲームヒロインや攻略対象たちが出てきます。そして4巻は共依存なバカップルであるヒーロー&ヒロインと、その取り巻きたち()が、ゲームヒロインが一人相撲をしているのを冷たい目で眺めてます。2巻くらいで購入を止めとけば高評価にしてましたが……もう4巻まで来るとバカップル具合におなかいっぱいで、「あーはいはい相思相愛で良かったね分かったから大人しくしといて」と突っ込みたいくらいしつこいです。溺愛なんてレベルはとっくに通り越しているので、ヤンデレ共依存やバカップルを読みたい方にだけおすすめです。
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続くようです2023年5月31日クズ婚約者と浮気相手に嵌められて冤罪処刑からの逆行話はよくありますよね。ヒロインが復讐するか回避に動くかで分かれますが、これは復讐パターンです。理不尽な八つ当たりや癇癪は起こさず周りからの評価も改善しつつ、かと言って完全な善人ではない、『悪女』だと開き直っていく様は清々しくて好感の持てるヒロインです。そして敵の2人を許すことなく正面から対峙してざまぁに持っていく。今のところざまぁ展開に順調に進んでいるようです。ヒロイン自身の恋愛要素は今のところほぼゼロですかね。想いを寄せているキャラは2人ほどいるようですが……どちらかとくっつくのか、どちらともくっつかず復讐を完遂するのもこのヒロインなら有り得そう。絵は可愛い寄りの綺麗な絵です。
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断頭台に消えた伝説の悪女、二度目の人生ではガリ勉地味眼鏡になって平穏を望む
2巻完結、かな?2023年5月27日完結表示はありませんが、一応2巻でスッキリ終わります。悪役は断罪され他キャラもそれぞれ収まるべく形で収まった感じです。ヒロインは『ガリ勉地味女が眼鏡とったら超絶美少女』であり『友人に向けられた恋情には機敏なのに自分に向けられる恋愛感情にはとてつもなく鈍感』で尚且つ『仲間の中で誰よりも戦力がないのに敵に立ち向かう気持ちだけは一級品』という使い古された設定増し増しの子ですが…本来こういうキャラは苦手なんですが……頑張り屋なので割と好感を抱きました。コミカライズもされていますが、絵柄はこちらの挿絵よりコミカライズの方が美形に見えます。というか1度目の人生、ヒロインは自業自得な暴走と冤罪で処刑までさせられたのにヒロインの死後に『やっぱり後釜よりヒロインの方が良かった』的な評価をもらうとかヒロインが不憫過ぎませんか。。いいね
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スピード感満載の王道漫画2023年5月23日2巻完結だからか、スピード感が凄かったです。原作があるようなので、原作では妃候補達が後宮で何をしようと…例え身投げをしようと『放っとけ』と無関心でいる皇帝の女性不信女性嫌いぶりや、あっという間にくっついたモブ(準レギュラー?)カップルのあれこれや、前世を思い出した後のヒロインと皇帝のあれこれが肉付けされているのかなと思います。最初はヒロインが立ち食いするシーンとか、前世を思い出したからにしても行儀悪すぎでガサツ過ぎと思っていましたが、まぁハッピーエンドなので良いかな、と。皇帝は結局、周りに沢山いるお淑やかで上品なご令嬢よりも、何をしでかすんだと周りをハラハラさせるヒロインみたいな『おもしれー女』が好みだったようです。
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波乱の予感2023年5月10日続くようです。タイトルにある「幸せです」はヒロインがそう感じているだけで、ヒーローから溺愛されてます!という段階には至っていません。1巻終了時点ではヒロインとヒーローがお互いをやっと恋愛の意味で意識して夫婦として歩み寄り始めた……といったところです。王女にも関わらず食事や衣類にも困窮する暮らしをさせられていたヒロイン的には実家である王城を出ただけで幸せなんじゃないかな。ヒロインはとても美しい心を持ち、尚且つ聡明な美女、という設定ですが……ヒロインあるあるですかね、ヒロインの真心を受けた人は誰も彼もが絆されヒロインの味方になり敬愛し信奉する……という、定番の魅了魔法にでもかかってるのかと言いたくなるくらいにヒロインの周りの人たちが変わっていってます。今のところ悪役はラスボスと小者の2人という印象ですが…この先どうなるのかな。ラスボスが改心してみんなハッピーエンドか、ラスボスのざまぁ展開になるかは分かりませんが……読み終えた感想は可もなく不可もなくでした。買って後悔はしてませんが、続きが待ち遠しい程ではないかな。
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わけあり侯爵夫人は日陰者 剣聖の夫との恋は結婚四年目から【特典SS付】
ヒロイン至上主義の使用人が不敬過ぎる2023年5月9日レビュー通りです。ヒロインを取り巻く使用人たちが主であるヒーローに対して不敬過ぎます。『主と信頼関係にある故に仲が良い』を通り越して、ただただ不敬。タメ口は当たり前。書類で殴るわ罵倒するわ嘲るわ脅迫するわ……ヒロイン至上主義にも程があります。何も知らされていなかったヒロインと同じく使用人たちも何も知らなかったなら、ヒーローは確かにろくでなしに思えるので、当たりが冷たくなっても不思議ではないですが、よくよく読むと使用人たちはヒーローがヒロインのために集めた人間たちでヒーローの事情も知っていた様子。ヒーローがヒロインの元に帰れないのも致し方ない事情ありでヒロインのために贈り物を続けているのも知っているのに、主であるヒーローに対する言動の有り得なさよ。前職が何であれ今は使用人なんだから使用人としての言動があるべきでは?と思わずにはいられません。使用人を優しい頼もしい人たち!と褒めるヒロインに言いたいです。ヒーローへの不敬な態度に気付けと。ヒーローもヒロインも可愛い魅力的なキャラですが、使用人たちが不敬で不快過ぎて流し読みしました。 -
なんだかどっちつかず2023年5月9日貴族階級がある舞台設定の作品は溢れるほど読んでいますが、親戚とか幼馴染というわけでもないのに男爵令嬢と侯爵令嬢が対等な口調で年の離れた友人関係……なんてのは驚きました。それでいくと悪役の子爵家との方が余程身分差を感じるやり取りだわ。
ヒーローの妹である侯爵令嬢とはお互い呼び捨てにして対等な親友です!友情に身分は関係ないわっ!!という雰囲気を全面に出しているのにいざ結婚となると「でもでもわたくしとヒーロー様は身分差がありすぎますわ……」とウジウジするヒロイン。恋愛では身分気にするんかい、と突っ込みました。更に「詮索されたくなさそうだから辞めましょう」と突然の鋭さを見せたかと思いきや「何だかよくわかんないけど2人が楽しそうだからわたくしも楽しいわ」と急に鈍感になり、ヒーローに少し接近されると「はわわ……」と真っ赤になるお約束ヒロインです。すみません。ヒロインの性格が好みにあいませんでした。挿絵からはつり目で勝気な雰囲気のまさに悪役令嬢顔ですが、性格がこの通りなのでギャップ萌えでは収まらないレベルのギャップがありました……。
悪役の末路については早々にざまぁされて退場します。結局どうなったかは最後の背後に悪役の独白的な閑話?で分かりますが、徹底的なざまぁは薄いです。元婚約者もクズな妹もそこそこ改心したのか諦めたのか、あてがわれた場所で慎ましくも笑って生きてるようなので、「ヒロインにDVの限りを尽くした元婚約者とヒロインを悪役に仕立てあげて男を奪った性悪妹が笑って生きてるなんて許せない!」と思う方にはオススメしません。 -