ダイヤモンドの功罪
」のレビュー

ダイヤモンドの功罪

平井大橋

野球漫画というかヒューマンドラマ

2023年6月24日
連載開始時からずっと本誌で読んでいます。
線の細いきれいな絵柄で、当初は「おおきく振りかぶって」に似ているのかな、との第一印象を受けていました。

しかし読み進めて愕然。泥々の人間模様がこれでもかと描かれており、何もそこまで描写しなくても…と何回思ったことかわかりません。
野球が題材にはなっていますが、野球漫画というよりもはやヒューマンドラマの域です。
どうか主人公の綾瀬川次郎に何らかの救いがあってほしいと祈っていたものの、1巻のラストシーンに至り、打ちのめされました。
今後の展開が本当に気になる漫画です。

ちなみに単行本だけのおまけページもありますので、本誌で読んでいた人も是非購入してほしいです。
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