恋愛漫画家の飼われ方
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恋愛漫画家の飼われ方

桜井りょう

佐賀がっ…( ;∀;)

ネタバレ
2023年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 内容はタイトル通り「漫画家とその恋人」のお話しです。

自分のライフスタイルを変えない意固地な漫画家(攻め) と、
ゲイな自分を恥じてはいないが、周りのゲイへの風当たりや、親などの人間関係に悩む住む宛のない若者(受け)

最初は反りが合わなくて衝突しますが、お互いが相手の習慣や好みを受け入れる内に人間性を認め合いそれが愛に発展します。
一番「なるほど」と感心したのは
「変わらなくていいし、変えようと思わない。君がこのままの俺を好きなら俺も今の君を受け入れる」(少々台詞が違うと思います。ごめんなさい)的なプロポーズみたいな告白です。
攻めは人参が嫌いですがそれを直さない、と。嫌いな物を好きになればそれは進歩(成長)だが、無理をしてまでする事か⁉と。「そんな事しなくても今の君で十分好きだから安心しろ」この上ないコロし文句ではないでしょうか。
攻めの親や妹夫婦にはまだ内緒だけど、きっと家族として受け入れられるんでしょう。基本尽くす受けみたいだし、亭主関白っぽい攻めと永遠(とわ)に添い遂げそう。続編は無さそうだけど、自分の脳内で続編を妄想して楽しんでいます。
※攻めの両親が住んでる場所が佐賀だったので超嬉しかった!!
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