25時、赤坂で
」のレビュー

25時、赤坂で

夏野寛子

唯一SALEしてない時に買った作品

ネタバレ
2023年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんと言っても夏野寛子先生の書くBLが好きだ。
私はコミックシーモアでBLを買う時、無料してるやつとかセールのを見て気になったのを買ったり、ランキングから漁ってお気に入りに入れといて、セールした時とかにカートに入れるというせこい買い方をしてるんですけど、この作品は無料やってた時に見て即決で4巻+番外編まで購入。元々よく聞くBLのタイトルだったから神作なのは知ってたけど、想像を超えてきた。まず絵が今まで見たBL作品の中で1番上手い。上手いし、繊細だから、表情とかがすごく儚く見えたり、演技してる時の切り替わりがはっきり分かるのがすごい。全てにおいて綺麗で美しい。はぁ、好きだ。レビュー書いてて思い出して幸せ。それと夏野先生は見せてくれないし、聞かせてくれないんです。「えぇ、?ここの描写無いのぉ?」てなるんです。あくまで私たちは傍観者ですよていうのを分からせているというか、普通のBLだったらセリフを書いたり表情を描く描写をあえて描かないことで、この時の表情、言葉は登場人物である受けや攻めしか知らないていうのを分からさせられてるというか……それが最っ高なんです。この作品で思い出せるのは授賞式での耳打ちですね。あれは何を言ったんだ!想像が膨らんでまた楽しい笑 実はこの作品見たの随分前なんですけど、最近読み直してどうしてもレビューが書きたくなりました。気になってるならぜひ買ってください!必読図書ですよ!
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